こんにちは山田あしゅらです。
義両親の在宅介護の様子を嫁の目線で綴った ブログ『13番さんのあな―介護家庭の日常―(現・13番さんのつぼ)』。
ここに書いてきた13年間の記録をもとに 今の気持ちを織り交ぜつつ、改めて当時のことを振り返ってみようと思います。
【前回】「歩行器があればどこでも行ける」と思い込んでる義父から目が離せない!/山田あしゅら
【最初から読む】義両親の様子がおかしい...介護生活がはじまった日/山田あしゅら
介護ってストレスが溜まります。
そのせいか介護者は色々な身体の不調に悩まされます。
私の場合、偏頭痛として現れることが多かったような...。
この日も朝から頭痛がひどく義母を起こす時間になっても収まりませんでした。
義母をベッドから起きあがらせるのはなかなか大仕事。
痛い頭を抱え、フラフラしながらどうしたものかと思いあぐねていると目覚めた義母が
と、私を気遣ってくれるじゃありませんか。
3秒前のことさえ覚えてない義母。
それでもヨメを思いやる気持ちは忘れていないようです。
その上
骨折以来、自力で起きようとしなくなった義母が
にわかに『出来る子』に変身!
驚いたことに全く私の手を借りることなく自分で起きあがりました。
時に考えられない底力を見せる認知症の義母。
おそらくヨメの窮地に「何とかしなくちゃ」と頑張りを見せてくれたのでしょう。
お陰で頭痛も和らいだ気がしました。
おや?義父も2階から降りてきました。
一応、義父にも不調を訴えてみた私。
しかしヨメの訴えは見事スルー。
自分の予定だけは忘れない義父に頭痛が倍増したのは言うまでもありません。
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