みなさんこんにちは。
日々うさぎの魅力を発信している「うさぎのふうた」の飼い主です。
【前回】相棒のうさぎに予想もしていなかった病気が発覚。突然の余命宣告を受け止められず.../ふうたの飼い主
【最初から読む】犬?猫?いやいや!ペットを飼うなら「うさぎ」はいかが?/ふうたの飼い主
我が家には9年前にお迎えしたうさぎのふうたと、2〜3年前に自宅で保護したつむぎ・よもぎ・たびという3匹のねこが暮らしています。
今年の1月、末っ子のたびに悪性リンパ腫が見つかり半年に及ぶ抗がん剤治療を経験。
1度は寛解したものの2カ月後に悪性リンパ腫が再発。
血液にも異常が見つかり極度の貧血状態になっていた為、同居している健康なオス猫のよもぎに血を分けてもらうことになりました。
ちなみに、うさぎが輸血をする場合「クロスマッチテスト」という検査をして輸血できるかどうかを判断します。
うさぎにも血液型は存在するのですが、現在の日本の動物病院でうさぎの血液型を調べることは出来ません。
そこで、輸血が必要なうさぎと供血してくれるうさぎの血を少量混ぜ合わせ、輸血しても問題がないか血液の適合性テストを行うのです。
うさぎの飼い主歴が長い私は、ねこもクロスマッチテストをするものとばかり思っていました。
ところが、ねこの血液型は私たち人間に馴染みのあるA型・B型・AB型の3種類しかなく、すぐに検査で判別できるとのこと。
しかもAB型は極めて稀らしく、B型も少数であるため日本のねこはほとんどA型に分類されるそうです。
我が家のねこも調べてもらったところ、確かに2匹ともA型でした。
血液型が同じでも拒絶反応が起こる可能性はあるので、たびは1日入院だと思っていたのですが、よもぎから60ccの血を分けてもらい、2匹とも日帰りできたことにもビックリ。
うさぎの輸血は供血してくれる子を見つけるだけでも大変という話を聞いたことがあったので、ねこも同じくらい大変なのだろうと覚悟していたのですが、多頭飼いしていれば輸血に困ることは無いのでは...と思えるくらいあっさり事が運びすぎて本当に驚きました。
ペットとして飼われている数も、診てもらえる病院の数もうさぎに比べて圧倒的にねこの方が多いので、医療が進歩しているのは理解できます。
ですが、エキゾチックアニマルと呼ばれる小動物の治療もねこと同じくらい円滑になるよう獣医学と医療技術の進歩に期待しつつ、うさぎが好きすぎる私自身、獣医でない自分に何ができるのか、どうすれば小さな命を救えるのかをこれからも模索して行動していこうと考えています。
ふうたの飼い主
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。