<この体験記を書いた人>
ペンネーム:れもん
性別:女
年齢:46
プロフィール:二人の息子を持つシングルマザーです。近頃ハイキング日和の日が多くなり、仕事に集中できなくて困っています。
私は46歳のシングルマザーです。
19歳と14歳の息子、78歳の実父、72歳の実母の5人暮らしをしています。
血がつながった家族であっても、どんなに親子で顔が似ていても、気が合う、合わないはありませんか?
私自身がまさにその典型的なパターンで、父とは顔がそっくりと言われてきたものの、全く気が合わない同士です。
実の親子でありながらも、こんなにも意思の疎通や伝達が難しく、話が嚙み合わないことは珍しいのか、もしくはどの家庭でもよくあるケースなのか...。
どうせ同じ屋根の下で生活するなら、可能な限り心穏やかに暮らしたいと思っているのですが、現実では父の無神経さにイラっとしてしまうのが私の日常です。
父はもともとズボラな性格で、特に私が思春期だった頃はひどいものでした。
何かと友だちの前で恥ずかしい思いをしてきたので、ある程度、父のズボラさに対する免疫はついていると思っていました。
それが2021年に入ってからは、父のズボラさがどんどん酷くなり、私のイライラは募るばかり。
なかでもいまだに解決できない父への困りごとは、トイレです。
それは朝イチでトイレに入ったときに起こることで、つい先日も事件は起こりました。
その日の朝もトイレの便座に座った瞬間、自分の太ももの裏に、ヒヤッと濡れた感触がありました。
そして嫌な予感は的中、犯人は父でしょう。
そんな朝は、まるでその日が全部台無しになったような気分になってしまうくらいがっくりきます。
父の年齢を考えると、体の機能があちこち衰えてくるのは仕方がないとは思うのですが、もう少し気遣いがあってもいいのでは?
そう思ってしまうのはおかしいでしょうか。
父には、トイレを使った後は、便座を濡らしていないか必ず確認してほしいと何度も伝えてきたのですが、全く聞いてくれません。
そもそも、父は自分がトイレを濡らしている自覚が全くないのです。
これはトイレの件だけではありません。
父が度々やってしまう、玄関のドアが開けっ放しの件もそうです。
洗面台が泥だらけになっている件もそうです。
毎回「俺じゃない」と言い張るのですが、他の誰かがやったというのでしょう。
分かっていてそう言っている確信犯なのか、心底「俺じゃない」と思っているのか...。
どちらにせよ確信犯ならタチが悪いし、自覚がないなら改善の余地がありません。
私も事あるごとに、父に指摘することには嫌気がさしているのですが、自覚してもらわないと同じことを繰り返すと思うのです。
そんな父も先は長くはないですし、できることならいつも皆笑顔で平和に暮らしていきたいです。
でも、このまま放置しておくのも嫌なのです。
どのように対処していけばよいのか、まだ策は見つかっていません。
今後も課題は増えていきそうです。
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