超インドア派のアラフィフ主婦・中島めめさん。頭が痛いときやくしゃみが止まらないときなど、少々の事なら「なんとなく薬に頼りたくない」と考えていたそうなのですが、今は意識が変わったようで...?
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こんにちは、中島めめです。
今回は「薬」についてのお話です。
私と薬
私は子どもの頃、毎年冬になると必ず喘息のような症状が出て、数日寝込んでいました。
熱はほとんど出ないのですが、息を吸おうとしても空気が少ししか入ってこなくて苦しくてたまりませんでした。
そんな時に病院でもらった「呼吸を楽にする薬」を飲んでしばらくすると、胸の中の何かがぐっと広がるような感じがして、少し呼吸が楽になるのでした。その時の不思議な感覚は今でもよく覚えています。
喘息が治ってから
毎年冬に喘息になっていた私ですが、高校を卒業してからはなぜか喘息がぴたっと治ってしまって、風邪もめったにひかない健康な体になりました。
病院に行く機会もほとんどなくなり、薬とはあまり縁のない生活が長く続きました。
それはとてもありがたい事なのですが、薬を飲まない生活をずっと送っているうちに、「できるだけ薬は飲みたくない、少々の事なら放っておけば治るだろう」という考えを持つようになってしまっていました。
毎月の生理も、下半身が重く、だるい感じはありましたが、痛みなどはなかったので薬を飲んだ事がありませんでした。
そうやってなんとなく薬嫌いのような感じになっていきました。
調子が悪い時は
夫は頭痛持ちで、頭痛薬が手放せません。
鼻炎もあるので鼻炎薬も常備しています。
私は頭が痛くなる事はめったにないのですが、たまに痛くなると、頭痛慣れ(?)していないせいかものすごく痛く感じて痛い痛いと騒いでしまいます。
すると夫がさっと頭痛薬を出してきて「飲みな」と言うのです。
それはとってもありがたいのですが、なぜかすんなり飲みたくなくて、「飲んだよ」とうそをついて自然に治るのを待つ、なんてことをやっていました。
くしゃみを連発して鼻をかんでいると夫がさっと鼻炎薬を差し出して「飲みな」と言うのでそれも飲んだふりをしてごまかしていました。
今思うとなにを意地になっていたんだろうという感じなのですが、自分の体が丈夫な事に妙な自信を持っていたので、すぐに薬に頼りたくなかったのです。
運動音痴な上に方向音痴なので、せめて体が丈夫な事を取り柄に思いたかったのかもしれません。
メンタルクリニックとの関わり
そんな私が、今は毎日薬を服用しています。
心の不調でメンタルクリニックに相談に行き、不安を和らげるお薬を処方してもらうようになったためです。
精神的に安定した状態が長く続くようになったので、これからは少しずつ減薬してみようと思っていますが、様子を見ながら無理はしないように気をつけたいです。
今の薬についての考え方
薬が身近な存在になってみて、薬に対して意地でも飲まない、というような反発心がなくなりました。
今は頭が痛くなれば頭痛薬を飲むし、くしゃみと鼻水で不快な時は鼻炎薬を飲みます。
「頭が痛くなりそうだから飲んでおく」というような飲み方はしていませんが、「痛みを無理にがまんしなくてもいい」「薬をうまく使えばいい」という考えに落ち着きました。
これからも薬とうまく利用して快適な生活を送りたいと思っています。
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