超インドア派のアラフィフ主婦・中島めめさん。メンタルクリニックに通院するきっかけになったと考える、めめさんの「心の癖」とは...!?
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こんにちは、中島めめです。
今回は、メンタルクリニックについてのお話です。
私は数年前からメンタルクリニックに通院しています。
月に2回先生と面談して、不安を和らげるお薬を処方していただいています。
そのメンタルクリニックは家の近所にあって存在は知っていたのですが、自分が通院する事になるとは思ってもいませんでした。
精神的に安定していた頃
私は、子どもたちを保育園や学童に預けられるようになってから、ずっと飲食店で働いていました。
朝から掃除や仕込みをして、ランチ時は息をつく暇もない忙しさでしたが、慣れてくるとリズムがつかめるようになってきて、自分には飲食の仕事が合っているなあと思っていました。
一方、私は昔から漫画を描くのが大好きで、家では朝早起きしたり隙間時間を見つけて4コマ漫画を描きためたものを雑誌に投稿したり、ブログを始めて漫画を載せてみたりといった事をやっていました。
思えばこの頃が精神的には一番安定していたような気がします。
不安定になりはじめた頃
次第に漫画やイラストのお仕事をいただけるようになり、その道で一歩ずつでも頑張って行こうと決めて奮闘し始めた頃から少しずつ心が不安定になっていきました。
原因は漫画やイラストのお仕事にあるのではなく、考える時間があると物事についての不安な面を見すぎてしまう私の「心の癖」が原因なのではないかと思っています。
忙しく立ち働いていた時は余計な事を考えている暇がないので不安になる事もなかったけれど、じっと座って作業している時間が増えると、ふと集中力が切れた時などに一気に不安な事を考え始めてしまうのです。
こんな時期は以前にもありました。
子どもたちが小学校や保育園に入って私が働きに出るまで6年間ほどの期間、家で子どもたちと過ごす時間が長かったのですが、その頃も今思えばちょっとした事で不安になったりする事がよくありました。
でもその時は、産後数年間はホルモンの関係で不安定になりやすいと聞いていたのでそのせいかと思っていたのです。
メンタルクリニックに行ったきっかけ
家で仕事をするようになってからは、いろいろな事が不安の種になって、それを解決するために調べものをしたり電話で問い合わせたりするのに時間を取られるようになっていきました。
そして不安を取り除くために奔走して一旦はホッと落ち着くものの、すぐにまた別の不安が頭をもたげる、といった悪循環に陥ってしまったのです。
これはおかしい、自分でなんとかしようとすればするほど不安が募ってしまう、どうしたらいいかわからないという状態になって、ほとんどパニック状態で以前から知っていたメンタルクリニックへと駆け込んだのでした。
初めての面談
そのメンタルクリニックは暖かい色で統一されていて、静かな音楽が流れ、小さなかわいい置物がたくさん飾ってあって、とてもリラックスできる雰囲気でした。
もっとも初めて駆け込んだ時はリラックスどころではなかったのですが、先生が初回は1時間ほどの時間をかけて私の心の状態を詳しく聞いてくださいました。
それだけで心が少し落ち着く気がしました。
その時に不安を和らげるお薬を処方していただいて、今もそのお薬を飲み続けています。
心の状態はここ数年落ち着いていますが、一度お薬を減らしてみたら状態が悪くなってしまったので、今ではお薬とともに生きる人生だっていいじゃないか、それでいい状態が保てるならお薬があってよかった、くらいの気持ちでいます。
風邪をひいたらかかりつけの病院に行くような感覚で、心の調子がよくないと感じたら、気軽にメンタルクリニックに相談してみるのもいいのではないかなと思います。
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