「ドラキュラかよ...」明るい照明が苦手な夫。薄暗い部屋での生活は散々なもので.../くるぴた

皆様こんにちは、『離活のためのアラフィフ貯金日記』の管理人"くるぴた"です。

ここでは昔、結婚生活中に起こった「おいおい、ちょっと待て」と思うような出来事などを中心に書いていきます。

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「ドラキュラかよ...」明るい照明が苦手な夫。薄暗い部屋での生活は散々なもので.../くるぴた taikendan_kurupita08.png

生活費をまともに渡してくれない元夫との結婚生活は、明るい将来が将来が見えず、不安なものでした。

しかしそれとは別の意味で、夫婦で暗い生活をしていた時期があります。

初めて元夫のマンションに行ったとき、最初は気がつかなかったのですが......

だんだん日が暮れてきたのに、なかなか灯りをつけないのです。

「電気つける?」 と言って立ち上がって天井を見たら、普通はあるはずの照明器具がありません。

間接照明が大好きな夫は、普通の電灯を一切使わず、間接照明だけで過ごしていたのです。

なぜ普通の照明は使いたくないのか理由を聞くと 「あんまり部屋中が隅々まで煌々と光っていると、居心地が悪い」 などと言う元夫。

よくわからないけれど、暗いところが大好きな様子。

リビングには3カ所、元夫のゲーム部屋には2カ所、寝室には1カ所、それぞれスポットライトが設置されています。

もともと夫のマンションに私が転がり込む形だったので、夫の意見を優先することになり、照明器具を新しく付けたりはしませんでした。

さて、この生活に慣れている夫はともかく、明るい部屋に慣れていた私はこの薄暗い環境になかなか慣れることができず苦労しました。

まず各部屋のスポットライトは、壁のスイッチやリモコンに連動していなくて、毎回本体のスイッチを入れたり消したりしなければいけません。

3カ所あれば、スイッチは3つあります。これが地味に面倒でした。

またライトに使われていたのは白熱電球。

6個の電球が元夫の帰宅直後から、ゲームをやっている深夜2時過ぎまで点けっ放しなのです。

まだLED電球が一般的でない頃で、白熱電球はとても電気代を食う代物でした。

蛍光灯と比べても約10倍の電気代がかかっていたはず......

それと、元夫のベッドサイドに置いてある黒いライトは、上から下ではなく下から上に向かって光るように置いてあり、時々夜中にトイレに起きる元夫の姿を下から照らし出します。

それがまるで肝試しの際、懐中電灯をアゴの下から上に向かって当てている時のようで、時間も相まってかなり気持ち悪く見えるのです。

何より薄暗い部屋はものがよく見えません。

そのため何か落ちているものを知らずに踏んでしまったり、家具の角に足の小指をぶつけてしまうこともしばしばありました。

足の小指をぶつけるのは私だけではなく、元夫本人もたまにやっていて、痛い目を見ていたはずですが......。

それでも元夫の、薄暗い生活への情熱は止みません。

ある時、元夫の個室にある間接照明の器具の本体が壊れました。

内心、このまま天井のライトに買い替えてくれればいいと思っていたのですが......。

元夫はこれまでのライトの代わりに、昔本人が旅先の怪しい土産物屋で買った、外国製のスタンドを無理矢理カーテンレールにくくりつけて使い始めました。

しかし、そのスタンドは元々机の上などに置くスタイルの製品で、傘の部分がすごく熱くなります。

ある夜、元夫は自室でゲーム三昧、私は寝室で寝ようとしていたところ、夫の部屋から異臭が漂ってきました。

嫌な予感がして様子を見に行くと、例のスタンドがブラインドの羽根を調節するヒモに接触し、焦げそうになっているではありませんか!

元夫自身はソファーでイビキをかいています。

大慌てでスタンドをカーテンレールから外して、事なきを得ましたが...... あまりにトラブルが多いので 「せめて元夫の個室以外には普通の明るい照明もつけさせて」と頼み込むと、リビングと本人の部屋以外には、一応天井に丸いシーリングライトが付きました。

が、何故かリビングには強いこだわりがあるようで、かたくなに普通のライトを付けさせてくれないのです。

しかもその後も、せっかくあちこちに明るい照明器具がついたのに、普段はほとんど使うことができません。

スイッチを入れると、元夫がとても嫌がるのです。

これまで暗がりで生活していたせいか 「白い光がまぶしくて仕方がない」 と主張します。

ドラキュラでしょうか。

そのためせっかくのシーリングライトも、夫が残業の日か出張中かしか自由に使うことが出来ませんでした。

現在は私も独身に戻り、自由に明るい場所で生活を送っている、はずだったのですが......。

勤め先で薄暗い倉庫に入って、電気も点けずに作業してしまったり、光の入らない洗面所で道具を洗っていたりなど...... 時折暗くても灯りを点けないままでいることがあり、周囲の人に不思議がられたり、注意されたりすることがあります。

明るくすると、すぐに注意される生活が長引いたせいでしょう。

自分でもまさかこんな後遺症のようなものが残るとは、予想もしていませんでした。

今は1日も早く元夫の影響から解放されたいと、心底思っているのです。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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くるぴた

モラハラ変人夫との「追いはぎに遭ったような」結婚生活を終わらせた『くるぴた』です。現在は病院で清掃のパート等をして、生計を立てています。親も子も無いアラ還の独り暮らしは寂しいけれど、離婚によって多くのストレスから解放されたので、後悔はありません。ブログ『離活のためのアラフィフ貯金日記』の管理人です。

くるぴたさんのブログ:離活のためのアラフィフ貯金日記 

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