認知症のお義母さんと、手足は不自由だけどしっかり者のおばさん(義叔母)の二人を在宅介護するバニラファッジさん。今回は、「説明が難しい時の解決方法」をご紹介します。
前回の記事:ニュース番組を見る認知症のお義母さん...話が混ざってますよ! そんなときの解決方法/バニラファッジ
8年前の暑い夏の日のお話です。
当時から高齢者の熱中症や脱水症状は、自覚症状がないまま重症化するという注意喚起がありました。
そのため高齢者が2人いる我が家も、ありとあらゆる飲み物を用意してこまめに様子をみていました。
そんな日が続いたある日、おばさんの体調に異変が...
しかしその後、おばさんの体温がみるみる上がっていきました。
リウマチを患っているおばさんは免疫力が低く、感染症には特に注意が必要でした。
あわてて、かかりつけ医のところへ連れて行ったら...
検査の数値に異常はなく感染もなく至って健康。
リウマチ指数は相変わらず高いが以前より良好。
しかし、原因がわからない高熱は心配なので来週もう1回精密検査をしましょうと言われて、帰宅。
と答えましたが、おばさんには内緒でクーラーをひと晩中つけたままにしました。
身体に異常がないなら、原因は熱帯夜によるオーバーヒートの可能性もあります。
翌朝微熱はありましたが高熱になることはなく、日中にはすっかり平熱に戻りました。
心配性のおばさんは、昭和のクーラーのイメージが強く「点けっぱなし=ガンガン冷える」と思い込んでいるようでした。
新しいクーラーは温度調整も優秀なのでつけっぱなしでも冷え過ぎることはありません。
熱帯夜が落ち着くまでは、おばさんには内緒でクーラーをつけっぱなしで過ごすことにしました。
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