<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ミートローフ
性別:女
年齢:47
プロフィール:夫52歳、大学生と高校生の兄弟二人の母です。ポイ活お得情報大好き専業主婦。
ポイ活やお得情報の収集を楽しみながら毎日を過ごす専業主婦です。
老後のお金の心配をしていたそんなとき、2020年、政府から配られた特別定額給付金。
そのままいつもの口座に入れておくと、気付けばなくなるのは目に見えています。
せっかく頂いたこのお金をなんとか育ててみようと一念発起しました。
さっそくお金の運用についてネット検索しましたが、怪しげな投資セミナーや、仮想通貨など、少し私にはハードルが高すぎました。
これは信頼できる専門家に聞くのが一番! と思い、生まれて初めて証券会社を訪問してみたのです。
ガチガチに緊張する私に、いかにも賢そうな証券マンの方は優しくいろいろなことを説明をしてくださいました。
基本的なことから教えてもらいつつ、その方は「株の楽しさを知る入り口として、新規上場株にチャレンジするのも面白いですよ」と。
初めて聞くワードにぽかんとする私に、詳しく説明してくれました。
「新規上場株というのは、新たに株を発行して株式会社になる会社のことです。その新しい株券を買いませんか? ということなんです」
そしてその新規上場する株の中には、何十倍にも跳ね上がる銘柄もあることを教えてくださいました。
そんなおいしい話なんてあるのだろうかと半信半疑ながらも、早速その時に申し込むことができた新規上場株を申し込みました。
新規上場株というのは月に数回あるそうで、人気の銘柄とそうでない銘柄もあるため、銘柄の見極めがとても大切だそうです。
人気のない銘柄だと、自分が買った値段よりも下がってしまうこともあるからです。
今回はお勧めの銘柄に申し込みを。
ただし、人気の銘柄なので申し込みをしても全員が買えるわけではなく、人気銘柄は抽選になるそうです。
抽選結果は後日お伝えしますとのことで、その日はたっぷりとお話を聞き帰宅しました。
それから数日後、先日の証券マンの方から電話が。
「先日申し込んでいただいた新規公開株が100株の配分がありました!」
うれしいやら緊張するやら。
緊張しながら迎えた上場日。
9時前から証券会社のアプリを立ち上げ、その銘柄を凝視です。
銘柄を見る際は、値動きはもとより、どれくらいの人が買いたい、売りたいと思っているか、という情報も見る必要があります。
私が当たった銘柄は9時前からすでに「買いたい」と思っている人が「売りたい」と思っている人を大幅に上回っていました。
そのため株価がどんどんと上がっていくのです。
上場前からすでに私が購入した額の倍以上に!
そこに証券マンの方からアドバイスの電話が入りました。
「値段が決まってからもまだ上がるかもしれませんが、儲かることは確実なので、練習ということで成行で売りの注文を入れてみるのはどうですか?」
成行、というのは値段を指定せず、その時の場の動きの値段で売るという仕組みです。
早速アプリから「100株」「成行」「注文決定」とポチポチしていきます。
それから数時間後いよいよ値段が確定! 成行で売りを入れていた私の株は、その瞬間に約定しました。
初値は私の購入金額の実に7.8倍! 520円で買った株が4060円で売れたのです。
株式というとお金持ちしかできないという先入観がありましたが、こんなふうに宝くじに当たるようなラッキーな配分があれば、たった1日で大きなお金を得ることもできるということを知った一日でした。
その後も新規上場株にチャレンジしていますが、当たらなかったり、当たっても下がって損をしたりということが続いています。
それでも一攫千金を夢見て、リスクがあるということも肝に銘じながら、今日もせっせと新規上場株の申し込みをする私です。
関連の体験記:50代主婦が株式投資にリベンジ。苦節30年でたどりついた「私なりの答え」/中道あん
関連の体験記:不動産のピンチで助けてくれたのは、「平凡」と思っていた母。その意外な過去と秘密に驚き...!
関連の体験記:堅実な祖母が孫たちにかけてくれていた保険が満期に。でも確認すると元本割れしているようで...
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。