こんにちは。斗比主閲子と申します。
アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層(※)です。
※富裕層は純金融資産1億円以上の世帯(野村総研定義)
前回は、貯金をしたいなら家計の収支を把握することが大事で、今どきは収支管理の便利なサービスがあることを紹介しました。
前回の記事:アラフォーで富裕層になった私が実践する「お金を無理なく貯める方法」/斗比主閲子
今回はもう少し踏み込んで、どういった節約から始めるといいかを実体験とともに書いていきます。
まずは、通信費です。
皆さん、携帯電話は契約していますよね。
家族全員で同じキャリアを利用している人も少なくないんじゃないかと思います。
ご存知のとおり、携帯電話の契約はここ最近でもっとも金額が下がっています。
大手キャリアの携帯契約料金はこれまでは月5千円ぐらいでしたが、大手キャリア内の安いプランだと月3千円程度で契約が可能です。
しかも、電話し放題付き!
我が家では、いわゆる格安スマホサービスを家族全員が契約しています。
家族の間の連絡は、電話は使用せずにもっぱらLINEを使っていることもあって、夫婦合わせても月2千円ぐらいの出費です。
一人じゃないですよ、二人合わせて月2千円です。
子どもが使っている携帯電話は夫婦のお下がりで、契約も月500円ぐらいしか支払っていません。
最近はさらにキャンペーンで来年ぐらいまでゼロ円になっています。
通信事業者が本当に事業を継続できるのか心配になる値段です。
ということで、合計すると家族全員で3~4千円/月しか携帯電話の通信費を払っていません。
一応、通信事業者は分けているので、外出先で全員がネットに繋がらないなんてことには遭遇しないようにしています。
旅先で緊急時に連絡できないとか困りますから。
ちなみに、義理の両親、特に姑の携帯電話は、私が関わると厄介なことになるので、基本ノータッチです。
二世帯住宅をしている人なら想像できるように、親世帯の加入サービスに何か助言しちゃうと、以降は無料サポート要員として期待されるからですね。
私はこれで何度も煮え湯を飲まされました。
一方で、実家の通信費は、私が手伝って格安サービスに変更させました。
私の両親はサポートが不要だったので、変更後も特に不満は聞いたことがありません。
今、月に5~6千円以上携帯料金として支払っている人は、ほとんどの人が支出を減らせるはずなので、ぜひ、サービスの切り替えを考えてみてください。
さて、次に削減対象になる固定費といえば、水道光熱費です。
特に、電気代、ガス代ですね。
水道は日本では自由化されていませんが、電気とガスは自由化によってたくさんの事業者が販売しています。
上手くすれば月に数千円の支出を減らせます。
ただ、日本では携帯電話ほどは割安なサービスに乗り換えている人は少ないんですよね。
電気やガスを、よく知らない会社から購入するのは不安だからだと思います。
生活のライフラインですし。
特に電気代は、去年の12月に一部電力事業者で電力価格が高騰したのは記憶に新しいかと思います。
今年1月に数万円の電気代を請求された人もいるはず。
本当に一時的で、一部の人限定でしたが。
では、我が家はどうしているか。
我が家では、大手電力事業者系の会社と契約しています。
"系"の会社というのがポイントです。
携帯電話で、大手キャリアが子会社経由で割安プランを提供しているのはご存知の人も多いはず。
同じように、電気でも、大手の事業者が関係会社を通じて割安プランを提供しているんですよね。
こういう事業者の場合は、電気を本体から安定して仕入れることができます。
日本の大手電力会社は電気の安定供給に凄い気を使っているので、関係会社でもかなりしっかり運営されています。
でも、他社との競争を意識して、本体では提供できない安いプランで電気を販売してくれているんです。
しかし、あまりアピールすると本体と競合しちゃうんで、実はそんなに宣伝をしていない!
もちろん、多少のリスクをとっても、独立系の安いプランを提供している会社を選択するという判断はあると思います。
いずれにしても、電気代が高いなと思っている人は、今の契約アンペアと月の電気使用量を確認してみてください。
インターネットで比較サイトがあるので、確認した数字を入力すると、どれくらい月に電気代を減らせるかざっくり分かります。
以上、今日はこんなところです。
思い立ったが吉日。
ぜひ携帯電話と電気代の明細を確認してみてください!
【まとめ読み】二世帯住宅在住、富裕層! 斗比主閲子さんの記事リスト
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。