<この体験記を書いた人>
ペンネーム:夏子
性別:女
年齢:44
プロフィール:今年で結婚15年目。郊外の住宅街に住む主婦です。毎日のんびり近所の公園を散歩して癒されています。
年のせいか、生活の中でいろいろと体の変化を感じています。
まず、2年ほど前からむせるようになってきました。
最初に気づいたのは豚汁に七味唐辛子をかけて食べた時。
我が家は、家族全員が豚汁好きです。
冷蔵庫にある材料で作るので毎回具材は異なりますが、必ずニンニクを入れるのがお約束。
私の実家も、夫(44歳)の実家も豚汁にニンニクは入れないので、大げさですが夫婦で作りあげた味として「我が家のソウルフード」と呼んで頻繁に作っています。
私はさらに「我が家のソウルフード」に少し七味を振って食べるのが好きでした。
もともと辛いものはそんなに好きではなくて、蕎麦やうどんなど他の料理には七味を入れないのですが、豚汁は例外です。
最高の組み合わせと思って、小食なのに七味を振った豚汁だけは毎回おかわりするほど。
初めてむせた時は気のせいかと思いましたが、その後も毎回むせるので年のせいかと思います。
「もう七味をかけた豚汁は食べられないんだ」と、結構ショックでした。
そして、同じころからブラックペッパーにもむせるようになりました。
私はブラックペッパーをあまり料理に使わないのですが、夫は料理する時はよく使っていました。
私がむせるようになったので夫はフライパンの中ではブラックペッパーを使わず、お皿によそってから自分の分だけ振るようになりました。
このように家では「後でかける」で解決しましたが、外食ではそうもいきません。
外でむせてはみっともないので、メニュー選びはとても気を遣うようになりました。
料理の写真をよく見て、黒い点々が写っているものは避けています。
そして、飲み込む力が弱くなったのか、2021年の頭にはサプリメントの錠剤を飲み込めなくなりました。
2020年半ばから飲んでいるサプリメントは小指の爪より一回りほど大きな楕円形の錠剤です。
水と一緒に飲んだのですが、口の奥か喉の途中に錠剤が残っている感覚があるのです。
大慌てで水をがぶ飲みして流し込みましたが、とても嫌な感覚だったのでもう二度と御免です。
これがあったので、大きな錠剤を飲み込む自信がなくなりました。
そこで、残ったサプリメントの錠剤は飲む前に小さくカット。
これを飲み切ってからは、サプリはお菓子のようにかんで食べてもいいタイプを買うようになりました。
そして、お医者さんで薬をもらう時は「大きな錠剤は飲めません」と伝えるようになりました。
サプリメントは効果が出ているのかも分からない気休め程度、ブラックペッパーもむせるなら食べなくていいやという程度なのですが、七味を振った豚汁にだけは未練たらたらな私。
もちろん今でも頻繁に豚汁は作ってはいますが、七味を振ったらもっと美味しくなるのにと思いながら食べています。
「あの味がまた食べたい」と思いつつ、涙が出るほどむせている私を心配そうに見ている家族の顔がちらつくので、あきらめています。
食べられる内に、もっと食べておけば良かったです。
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