<この体験記を書いた人>
ペンネーム:みかん
性別:女
年齢:44
プロフィール:バスタオルの生乾き臭に悩まされています。
75歳になる両親のもとにもコロナのワクチン接種の案内が届きました。
父親は昔から病院にすぐ行くタイプです。
むしろ行きすぎている気がします。
60歳で定年退職をしてからは「膝が痛い...」「頭痛が...」「喉がイガイガする...」など週に2、3回は病院に足を運んでいます。
「寝てれば治るんじゃない?」というような症状でもすぐに行き、健康診断もすべての項目を毎年きっちり受け、3年に一度は人間ドッグも受けています。
そんな父親なので、コロナの予防接種もすぐに予約を取りました。
第一回の接種も終え、二回目の予約も終えて順調です。
一方の母親は父親と正反対で大の病院嫌い。
健康診断も結婚してからずっと受けていません。
病気になってもまずは寝て、それでも治らなければ市販薬に頼ります。
私が覚えている限り、母親が最後に病院に行ったのは、10年前にインフルエンザに感染したときくらいだと思います。
そんな母は、コロナのワクチン接種も受けないと決めています。
昔から予防接種には反対派である母は、子どもである私にも任意の予防接種を受けさせませんでした。
また、我が子(両親からしたら孫)の予防接種も、任意接種のものは「本当に受けるの? 大丈夫かしら?」と心配されたこともあります。
ワクチン接種には賛否両論あります。
副作用や将来悪影響がある可能性も否定できないことは確かです。
でも、私は賛成派です。
特効薬がない今、ワクチン接種をして、少しでも感染したときの重症化を防ぐ必要があると考えているからです。
なので、ワクチン接種は重症化予防になること、感染予防になることなど、数字が具体的に示されているニュースのURLを母親に送り検討してほしいと頼みました。
しかし「何かあったら怖い」だけでなく「注射が怖い」「病院に行きたくない」などの理由で全く聞く耳を持ってくれません。
恐らくURLも見ていないと思います。
先入観から受けないと決めているようにしか思えません。
予防接種を受けるか受けないかは個人の自由です。
しかし「出歩けなくて辛い」、「早く孫に会いたい」などと不平を言うなら、ワクチン接種について少しは考えてくれればいいのにと思ってしまいます。
父親は頑固な母親を説得しても無駄と思っているようで、予防接種の話題については話していないようです。
コロナ禍でも病院へ頻繁に足を運ぶ父親に不安を感じていましたが、今度は予防接種を頑なに拒む母親にも不安を感じます。
ワクチン接種を受けずとも、気兼ねなく街を歩ける時代がきてくれることを祈るしかないですね。
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