みなさんこんにちは!ワフウフです。
姉・なーにゃんと2人で、アルツハイマー型認知症になった母・あーちゃんの介護をしています。
前回の記事:認知症の母を守るには父と離すのが一番効果的...。母の施設入居を考えるように/ワフウフ
母は父・たんたんと2人で自宅で暮らしていたのですが、父は全く母の生活のフォローをせず、それどころか認知症になった母から預金を取り上げようと犯罪紛いのことをしてきました。
しかし長年の父からモラハラを受けてきたうえに理解力も判断力も落ちた母は、父に抗えず言いなりになってしまいます。
姉とワフウフは両親とは別居しているので、父が母にすることになかなか目が届かない事もあり、父から母を守ることがだんだん困難になって来ました。
母の認知症の病院の先生からも、
と言われたこともあり、母を施設に入れることを考え出しました。
そして、たまたま近くに高齢者施設入居の案内所を見つけて相談に行ったところ、姉の家からほど近い場所の「サービス付き高齢者向け住宅」と「介護付き有料老人ホーム」の2つを勧められ、見学の予約を取りました。
まず最初に見学に行ったのは「サービス付き高齢者向け住宅」です。
とても綺麗な外観の建物に、キッチン付きのワンルームマンションのような居室。
ここならば母に「家を出て私の家の近くで暮らさない?」と誘いやすいし、母も気に入りそうでした。
しかし、「サービス付き高齢者向け住宅」はあくまでも「住宅」なのです。
ここに住み、介護サービスは必要に応じて別途申込みです。
入浴は予約制で、自分で申し込み、申し込んだ時間帯に入浴に行きます。
食事も申し込めば出していただけますが、基本は各自です。
季節も日時も曖昧になった母には入浴の予約を取れたとしても、予約の時間を覚えて入浴しに行くことは困難でしょう。
そして、母自身は認めませんでしたが、その頃母は買い物でパンと牛乳、バナナとお菓子ばかりを買っていました。
恐らくもう料理ができなくなっていて、調理せずに食べられる物を食べていたのだと思います。
せっかくキッチンがあっても母にはもう使いこなせるとは思いませんでした。
「サービス付き高齢者向け住宅」に見学に行ったのが、母の認知症が進行する前であればもしかしてそこに決めていたかもしれません。
しかしその時の母の状態を考えると、そこでの暮らしは母にはハードルが高いものに感じました。
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