家事のイライラがある宣言で解消! コロナがきっかけで生まれた我が家の「新」家事ルール

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:くあら
性別:女
年齢:53
プロフィール:自由すぎるのも不自由だなあと思う50代。

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コロナの自粛生活が始まった2020年の4月頃、夫(52歳)の仕事もほぼ休みになりました。

そのため、フリーで仕事をする息子(19歳)と娘(28歳)がいる我が家は、大の大人4人が四六時中顔を合わせる羽目になりました。

息子も娘も自宅でもできる仕事なので、依頼先まで通勤しなくて良くなったことは喜んでいたし、収入的に困ることはなかったのですが、被害を被ったのは私です。

それまで朝9時には家には私だけになり、家事を済ませれば私が仕事を始める夕方までは自由の身でした。

それが家の中に常に人の気配を感じ、朝こそ、おのおの自由に起きて食べたり食べなかったりですが、昼になればそれぞれ何か食べようとゴソゴソします。

もちろん私も自分が食べるものを用意するので、他の家族にも声をかけて作るうちに、なし崩し的に昼も食事の支度をするようになりました。

ひとりなら昨夜の残り物やインスタントで済むはずが、焼きそばやうどんなどの簡単なものでもひと手間かかります。

何より洗い物が4人分出るので、次第に負担になり、イライラしたり頭痛がしたりとノイローゼになりそうでした。

そんな日々がひと月ほど続いたある日、我が身の保身のため、家族に宣言しました。

「もうみんな大人なのだから、朝昼はそれぞれ勝手に食べて使った皿や調理道具は自分で洗うこと。加えて、夜ごはんだけは家族分を私が作るけれど、その場合も食器は各自が責任を持って洗うこと」

「え、俺も?」と戸惑っていた夫にも、「もちろん!」と言い切りました。

初めは渋々ルールに従っていた3人。

自分が使ったものでないコップなどがシンクにあったとしても、自分のものしか洗わない、と意固地になっていました。

けれど、日を重ねるうちに少しずつみんなの態度が軟化していきました。

朝は菓子パン、お昼はカップ麺ばかり食べていた息子が卵焼きを作り始め、私がキッチンに入ると「食べる?」と切り分けてくれるように。

他の家族にも「卵焼き食べる人〜」と声をかけたり、また別の日は娘が「今日の昼はパスタ作るけど、食べたい人〜」と言い出したり。

そうすると、息子や娘が作ったのならと、夫が全員分の食器を洗ってくれました。

そんなふうにみんなが協力体制になってくれると、ときには私が全員分の昼ごはんを作ったり、夫がスマホとにらめっこして本格的なカレーを作ってみたり。

家全体の居心地まで良くなったような気がしました。

それからしばらくしてまたみんな出勤するようになり、私の自由な時間も戻ってきました。

ですが今でも家族は時間差で晩ごはんを食べたりすると、自然と食器を洗うようになり、休日には私以外の家族でジャンケンをして食事の支度をしてくれ、私の負担はかなり減りました。

こういったうれしい習慣が身に着いたのなら、ほんの少しだけれどコロナも悪くないかと思っている私です。

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生活時間がバラバラで食事の時間が合わないことは仕方ないにしても、全部バラバラでは効率は悪いし無駄も多いですね。 協力できるようになって良くなってきたのはいいことでしたね。

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