<この体験記を書いた人>
ペンネーム:まろ
性別:男
年齢:41
プロフィール:子供3人と妻の5人暮らしです。コロナの広がりに伴い、仕事がテレワーク中心になりました。
私は41歳で、3人の子供と妻(37歳)の5人暮らしです。
仕事は営業をやっているのですが、このコロナ禍で、2020年の3月くらいからテレワーク推奨となり、現在も継続中です。
今までは基本的に朝から晩まで営業先を周るいわゆる外回りをしておりましたが、ほぼ自宅で過ごす日々です。
このテレワーク、最初は戸惑いましたが徐々に慣れてきました。
仕事中でも荷物の受け取りなど家のことが出来るし、結構快適さも感じます。
テレワークが始まった頃は、客間として使っていた部屋を私がほぼ終日使用していました。
静かで仕事をするにも快適なため、気分よくそこで仕事を続けていました。
ですが、妻から苦情が来るようになったのです。
クレームの内容は、次のようなものです。
「ずっと部屋にこもりっきりは体によくない」
「もっと家事に協力しろ」
「部屋に入るのに気を遣うからスケジュールを教えてほしい」
などなど。
その後、その日の会議スケジュールや面談スケジュールを、部屋の入口に貼るようにしました。
家事は今まで以上にするようになり、特に問題ないように思っておりました。
ですが、自分のスペースを作って落ち着いて仕事をしているのが、疎ましいのか「他の場所で出来ないの?」と言われるようになりました。
そもそも、そこは客間だと。
いろいろ言いたいことはありましたが「快適だったけど、ここじゃなくても仕事できるしいいよ」とクレームを受け入れ、移動することになりました。
私は長男がメインで使う部屋に机を置いてるのですが、そこを仕事場にすることにしました。
長男は昼間は学校に行っていないし、問題もありません。
その頃の妻は、通信教育で資格取得を目指しており、集中して勉強したいとのことだったので、以前私が使っていた客間を妻が使うようになりました。
お互い、それぞれの部屋で過ごすようになりました。
しかしやがて、「ネットがつながらない」と妻が言い出し、私の部屋にあったルーターを持って行っていかれました。
これでは私もネットが使えないのでは仕事できません。
そこで、Wi-Fiが届くリビングの一角にある机に再び移動することにしました。
空間が広くなったので、落ち着かないところはありますが、まあそこは仕方ありません。
このように、リビングの一角が私のスペースになりほぼ定着してきたのですが、つい先日、またたま妻からクレームが...。
「リビングはみんなのスペースだから独占しないで!」
「リビングで仕事されると、気をつかってリビングでくつろげない」
ええ! それは困ったなあと思うしかありません。
仕方なく元の自室へ戻りました。
今は、会社の携帯でテザリングして仕事をしています。
最近は家に居づらいと感じ、ちょくちょく会社で仕事をする機会も増えてきました。
同僚でも家で仕事をするのが難しいという人も結構多くいます。
家ってなんだろうと思う今日この頃です。
関連の体験記:「少しだけど使って」コロナ禍の中、我が家に「ある届け物」をしに来てくれた義母の愛情
関連の体験記:あの時、言っておけば...。孫が小学校2年で負った「頬の傷跡」を見て、今も私が後悔すること
関連の体験記:うわっ! 実家のトイレでフリーズした私。きれい好きだったはずの母が心配になった「衝撃的な出来事」
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。