「ケンカ」に発展する前に「冷戦」に突入する私たち夫婦。不満や哀しみを口にする努力も必要?

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:みかん
性別:女
年齢:44
プロフィール:庭の手入れが大変です。腰痛になります。

「ケンカ」に発展する前に「冷戦」に突入する私たち夫婦。不満や哀しみを口にする努力も必要? 7.jpg

私たち夫婦は結婚15年目。

友人や知り合いと話していると夫婦ゲンカをしたという話を良く聞きますが、我が家は夫婦ゲンカをしたことがありません。

というのも、どうやってケンカをしてよいのかがわからないのです。

例えば最近、こんなことがありました。

私は頭痛のため19時頃から2階の寝室で横になっていたのですが、仕事から帰宅した夫(44歳)に頭が痛いと伝えているにもかかわらず、CDの場所を聞かれ「ないない」と騒がれました。

「棚の中は?」「段ボールの中は?」と言うのですが、探しては「なかった。あとどこにある可能性がある?」と聞いてきます。

「〇〇くん(夫の名前)が片づけたんでしょ。私はわからないよ」

「家の整理をしているのはみかんだから思いつく可能性が高いのはみかんだ」

なんて私に丸投げの夫にがガックリ。

最終的に1階に降りてCDの棚へ探しに行き、そしてテレビ台の隣に落ちているのを発見しました。

「頭痛いって言っているでしょ! それぐらい自分でやって!」

そう怒ってケンカになったらいいのでしょうが、ならないのです。

そういうとき、私は「どうして具合が悪いのに分かってくれないのだろう」と悲しくなり、自分の思いを伝える力もなくしょげてしまいます。

そして、根に持ちます。

ネットの言葉でいう「察してちゃん」なんだと思います。

他にも、パートが忙しい時期で「お疲れー」と声はかけてくれるものの、夕飯の食器は食卓の上にのせたままで洗い物はやらない夫。

労う気があるなら食器を片づけてよと思ってしまいます。

家を綺麗に片づけた日も、帰ってきて言った一言は「ペン入れはどこにやったの?」です。

「大変だったね」「綺麗になって嬉しいなぁ」とひと言でいいから言ってくれたらいいのに。

そんな風に些細なことですが、わかってくれないことに腹を立て、機嫌を損ねてしまう私。

冷戦に突入です。

夫から何を言われても愛想よく返事をする気になれず、素っ気なくなってしまいます。

短いときは数時間、長いときは一週間ほどで「言えない私が悪いんだ」納得し、元に戻っていきます。

一方の夫も、私が気に障らないことをすると、無口になり返事が一言になります。

「あっそ」「わかった」「へぇ」が冷戦状態の言葉です。

きっと、私たちは似たもの夫婦なのでしょうね。

基本的には仲良しなのですが、冷戦状態になるとお互い質が悪いです。

「クレヨンしんちゃん」を見ていると、あんな風にケンカをしたら気分さっぱりするのかなぁ、なんて思ってしまいます。

まだまだ長い人生。夫とは仲良くやっていきたいので、自分の不満や哀しみを口にする努力を少しずつしていった方が良いと感じています。

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