はじめまして。斗比主閲子と申します。
アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層(※)です。
※富裕層は純金融資産1億円以上の世帯(野村総研定義)
二世帯住宅での姑とのバトルをブログに楽しく書いていたら、ブログが時々バズって、本を書くことになったり、たくさんの読者から相談メールをもらったりするようになりました。
二世帯住宅在住というと最近は随分減ってきていますから、他人に言うと珍しがられることもしばしばです。
特に私は、パートナーの実の両親との二世帯住宅ですから、いわゆる嫁姑争いや、マスオさん的な居心地の悪さのイメージもあって、「なんで二世帯住宅で暮らしているの!?」と驚かれることもあります。
実を言うと、二世帯住宅を希望したのは、私のパートナーや、ましてやパートナーの両親でもなく、私自身でした。これを言うとさらに驚かれるのですが。
なぜ二世帯住宅に住もうと思ったのかは、それほど難しい話ではありません。
私の実家の住宅ローンの重たさを子どもの頃に目の当たりにしたことが関係します。
皆さんもご記憶にあるように、1990年頃まではバブルの影響もあり、土地の価格がどんどん値上がりしていました。
私の両親が持ち家を購入したのもそういう時期で、それはそれは多額のローンを借りていたのでした。恐らく、1億円以上です。
父は金融業でそこそこ収入が高いものの、家の借金の多さとローンがなかなか減らない様子に、子どもながらに「私は決して多額の住宅ローンは背負わない!」と決意したのでした。
そんなこんなで、20代になって、早々と仕事での限界が見えてきて、「これから人生はまだまだ長いから、何か暇潰しでもないとやっていけないな」と思い、結婚をすることにしました。
結婚相手に求める条件というのは世の中では色々言われるわけですが、多額の住宅ローンを背負わないということを信条にしていた私にとっては、「結婚したら十分な土地があって、二世帯住宅化ができること」という相当特殊な条件を設定しました。
結果的に、お付き合いした人(現在のパートナー)の実家のある場所が、土地の広さも二世帯住宅にするのに十分で、交通の便がよく、子育てもしやすい環境であったことから、私は「この人と結婚していいかも」と思ったのでした。
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