こんにちは。認知症で要介護4のお義母さん(姑)と リウマチと骨粗鬆症で要介護5のおばさん(姑の妹)の 在宅介護を経験した嫁のバニラファッジです。
前回のエピソード:嫌がっていたお義母さんが!ヘルパーさんの懐柔テクに感服
おばさんの毎日の入浴は、おばさんの体調の合わせて嫁が清拭をしたり、入浴介助をしたりしていましたが、その後介護保険を利用して訪問ヘルパーさんに介助をバトンタッチしました。
しかしいよいよ、おばさんが要介護3になり歩行が難しくなってきた時、「訪問入浴サービス」を介護プランに組み込んでもらいました。
「訪問入浴サービス」とは、専用の浴槽を室内で組み立て、 寝たきりの人でも自宅での入浴が可能になるサービスです。
訪問入浴サービスは看護師さんが1人と介護ヘルパーさんが2人の 3人で対応してくれます。 認知症のお義母さんとは違って、おばさんは全てを理解したうえでサービス利用を申し込みましたが、1人は若い男性ヘルパーさんも入るということで、おばさんが「やっぱり嫌だ」と言いださないか心配していました。
しかし、おばさんは積極的にヘルパーさんたちに話しかけて 自分から打ち解けようと努力していました。
大きなトラブルもなく1時間の入浴サービスが終了しました。
おばさんも機嫌がよく、私もほっと胸を撫でおろしました。
自分1人でお風呂に入れなくなる日がくるなんて、若いうちは誰も想像していないと思います。
おばさんがいろんなことを覚悟し、介護を積極的に受け入れていこうとする気持ちは、介護者にとってはとてもありがたいことでした。
その後も、おばさんは持ち前の人懐っこさで順調に入浴サービスを利用していきました。 もちろんリウマチを患っていたおばさんにとって、身体が温まる 訪問入浴サービスは、本当になくてはならないものでした。
次回は認知症のお義母さんが入浴介助を受け始めた、その後の様子をお伝えします。
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