9歳の女の子スミちゃんと、1歳の男の子アヤちゃんの黒猫2匹と暮らすフニャコです。
前回の記事:チラリズムの駆け引きが大好き! 猫が夢中になる遊び方とは?/フニャコ
ペット人気はずっと犬の方があったけど最近は猫の人気も高まっているそうですね。
コロナ禍で自宅で過ごすことが増えたため、猫を飼いたい人が増えている、また、猫は飼いやすいなどとテレビで言っているのを聞いたことがあります。
猫に関心が無かった人にも魅力を知ってもらえて嬉しいですし、「ぜひぜひ!猫との生活は最高ですよ!」と、お勧めしたい所ですが、手放しではお勧めできない自分がいます。
テレビ番組などでは愛らしい部分ばかりフィーチャーされることがありますが、そういうイメージで迎え入れた場合はこんなはずじゃなかった!と、なってしまうかもしれません。
「猫と暮らすってどんな感じなのかな?」という方に、愛らしい部分は言わずもがななので、過去の記事と被る部分もありますが、私、一個人の体験の中から、悩みとなりそうな事柄を挙げてみたいと思います。
◎トイレ以外でのおしっこ
猫は「トイレのしつけが楽」と聞くかもしれません。去勢後のアヤちゃん、スミちゃんは全く無かったのですが、今はお空にいる甘えん坊な男の子ぺーやんと、21年生きた実家のクロちゃんには、おしっこに悩まされました。
ぺーやんは繊細だったので少しの環境変化のストレスだったり、拗ねた時などにありました。
特に困ったのが、迎えたばかりの頃の毎日の掛け布団へのおしっこです。
大きな布団を洗うことが大変なのはもちろんなのですが、その頃は「また次されたらどうしよう」という気持ちが常にあり、精神的に参りました。
いろいろと対策を練るのですが、それでもおしっこのにおいを感じると、もう絶望です。
試行錯誤し、掛け布団は使わない生活になり落ち着きましたが、とても悩みました。
実家のクロちゃんは去勢してからもスプレーと呼ばれるマーキング行為が続き、何か訴えたいことがある時に壁にスプレーしたり、ビニール袋があると必ずと言っていいほどおしっこしていました。
毎日ではないものの、20年、ずっと苦労しましたね...。
◎爪研ぎで部屋がボロボロに
スミちゃんは、家具、壁紙、柱、毎日どこででも研ぎます。
猫って爪のひっかかりがあるような場所で研ぐことが多いと思いますが、スミちゃんにかかればそんなこと関係ありません。
どこでも研ぎます。
アヤちゃんは暴れん坊のイメージが強いですが、爪研ぎ以外の場所では研ぎません。
スミちゃんは毎日せっせと色々な所で研ぐので、数ヶ月前に購入したソファーがボロボロになってきました。賃貸でどこでも研ぐ子だと、心配の種になるかも...。
◎動物病院への通院
診察内容によって時間がかなりかかるため、私はいつも1時間以上は待ちます。
長い時は2時間待ちでしたが、もちろん病院によると思います。
そして信頼できる病院へは片道40分...。
ケージの中で泣き続ける猫のことを思うと、家に帰るまでずっと心苦しいです。
幼児を病院へ連れて行く感覚と少し似てるかも。
病気がちな子は悩みが尽きません...。
悩むことも結構あり、細かなことも挙げるとキリがありません。
また、迎えてみて思わぬ問題や悩みが出てくるかもしれません。
マイナス面も含めて、猫の幸せを願い、家族に迎えてほしいなと思います。
ネガティブなことばかり書きましたが、それを上回る幸福を猫から与えてもらっていることは確実です。
私自身まだまだ未熟な飼い主ですが、猫とともに暮らしていくうちに、私自身も学んで成長してくのだろうと思います。
猫との生活は、命を預かる責任があるので大変な部分もあるけれど、幸せで最高です。
【次のエピソード】災害が起きたとき猫との避難はどうなる? 猫と防災について考えた/フニャコ
最初から読む:日々、猫と人間の知恵比べ!? 2匹の猫の里親になってみて/フニャコ
【まとめ読み】亡くなった猫・ぺーやんとの日々も...。フニャコさんの記事リスト
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