「さて、今年はどうする?」コロナ禍での2度目の春。ワクワクする小さな目標とは?/中道あん

20代で結婚、2男1女を授かり、主婦として暮らしてきた中道あんさん。でも50代になると、夫との別居、女性としての身体の変化、母の介護...と、立て続けに「人生の転機」が訪れます。そんな激動の中で見つけた「50代からの人生を前向きに過ごすためのヒント」。今回のエピソードは、コロナ禍で迎える二度目の春。中道さんの過ごし方は...。

前回の記事:70代で手に入れた「自由なおひとり様生活」。歳の重ねかたは人それぞれ

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やっと春になりました。

冬が苦手で10月くらいからゆっくりと気分が下降気味になり、コロナもあって今年の冬はおうち時間が長く感じられました。

2月下旬から少しずつ寒さが和らぎ、日を追うごとにだんだん気分も上がっていき、大好きなアナベルに新芽が出てくると「やったぁー!君も元気だったのね」と嬉しくなりました。

春の訪れが嬉しいのも、冬が苦手だからかもしれません。

「さて、今年はどんな春を過ごそうか?」と考えるのは楽しいものです。

なんとなく過ごしているとあっという間に1ケ月が過ぎてしまうもの。

せっかく大好きな季節がそれでは勿体ない。

特に去年はコロナショックであたふたして、家に引きこもって過ごしていました。

耐えているばかりで、楽しむまではいかなかったと思います。

この春の理想は「しっかり働いて、しっかり充電する」です。

本当はどこかにでも旅に出たいところ。

ですが、コロナ禍では感染数を見ながらですので計画的に旅をするのが難しくなりました。

さほど観光が好きではないので、ホテルでのんびり過ごす「おこもり旅」ならどうかな?

でもこのコラムを書いている最中にも大阪で1日の感染者数が過去最高を更新しているので、やっぱりしばらくは無理ではないかと思います。

その代わりにといってはなんですが、お弁当を持って近くの公園にソロピクニックに行く予定を立てています。

ビニールシートを広げ、手作り弁当と赤ワイン。

久しぶりに小説を読みたいな、と思っています。

一度、家の中でピクニック気分を味わいたいと、お弁当を作ってソファの上で食べてみました。

リビングの窓から見える青空を眺めながらのピクニック。

実は、愛犬におにぎりを奪われないか気が気ではなかったのですが、じっと「ちょうだい」のポーズでこちらを見ているだけ。

これならば公園のピクニックに連れて行き、一緒に日向ぼっこができるのではと思いました。

できれば愛犬の面白い写真が撮れたら最高に嬉しいです。

いい年をしてピクニックに出かけるのは少し恥ずかしいですが、ラグジュアリーなホテルでいただくランチと同じくらいワクワクします。

こういった公園のピクニックのような小さな目標は、「いつだってできそうだから」と、ついつい先延ばしにしちゃうんですよね。

そしたらあっという間に、暑くって外に出れない気温になってしまいます。

もう桜も散ってしまい、チューリップも終わりに近づいています。

ぜひツツジが咲く5月上旬までにチャレンジしたい。

まずは、スケジュール表に「休み」のスタンプをおすことから始めようと思います。

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健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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中道あん

「女性の生き方ブログ!50代を 丁寧に生きる、あんさん流」主宰。Ameba公式トップブロガー。結婚22年で夫と別居。自立した人生を送るため、正社員として働きだしました。社会人の長男、大学生の長女と同居しています。要介護2の実母は3年半同居生活の後有料老人ホームにて暮らしております。

中道あんさんのブログ:アラフィフの生き方ブログ|50代を丁寧に生きる、あんさん流

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『50代、もう一度「ひとり時間」』(KADOKAWA)

20代で結婚、2男1女を授かり、主婦として普通に生きてきた。でも50代になると人生の転機が頼まれもしないのに訪れる。夫との別居、母の介護、女性としての身体の変化、子どもたちの成長。そこから見つけた「ひとりの楽しみ」をあますところなく伝え続ける、「あんさん」流のアラフィフライフ。50代からの人生を前向きに過ごすためのヒントが満載。

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