「そっちじゃない~!」とスマホに叫んで...。50代で「ウーバーイーツ」デビューした結果は...⁉/中道あん

20代で結婚、2男1女を授かり、主婦として暮らしてきた中道あんさん。でも50代になると、夫との別居、女性としての身体の変化、母の介護...と、立て続けに「人生の転機」が訪れます。そんな激動の中で見つけた「50代からの人生を前向きに過ごすためのヒント」。今回は、はじめて使ってみた「Uber Eats(ウーバーイーツ)」。その時、中道さんは...

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家のリフォームでキッチンが使えません。

わが家は私鉄の最寄り駅から徒歩で20数分かかる場所にあり、おまけにすごいアップダウンを経た場所にあります。

近くにバス停もありますが、そこに行くまでにも5分くらいはかかるのです。

なので、夕飯をちょっと食べに出ようと思ってもフットワーク軽く出かける、という感じにはならないのでした。

周囲にスーパーやコンビニもなくはないですが、そこにはちょっと食べたいと思うようなお弁当は置いていないのです。

電子レンジも使えない状態で冷えたお弁当をレンジでチンすることもできません。

昼間はともかくとして、家族が揃う夕飯をどうしたものか。

休日は家族が運転する車ででかけてレストランを利用しました。

が、毎日というわけにはいきません。

そこで利用したのが、ウーバーイーツでした。

アプリをダウウンロードしてユーザー登録を済ませました。

提携している市内のファストフードやレストランを選択して料理を注文すると、お店から配達パートナーが届けてくれるというもの。

受け渡し場所は玄関先を指定。

私はクレカ払いにしているのでお金の受け渡しなどはありません。

ネット上で支払いが完結するので料理の受け渡しは一瞬です。

しかも、スマホで配達パートナーさんがどこまで来ているのか位置情報の確認ができます。

おまけにどんな人なのか顔写真まで確認できるのです。

突然見知らぬ人が玄関に現れると多少警戒しますが、その点もとても安心です。

わが家は住宅街の中にあり、初めての宅配業者も時々迷子になる場所にあります。

Googleナビの指示も若干ズレているので、スマホ画面を見ながら、「あー!1本道が違う~」「そっちじゃない~」など画面に話しかけるという一幕もあります。

なので配達員さんに向けてコメントを送ったりして情報を共有することも。

そして、せっかちな私はじっとはしていられずに、待ちきれず玄関か道路にでて待っていることもあります。

受け渡しは一瞬だけど「ありがとう!」「ご苦労さま」「助かりました」など一言二言。

お互いに笑顔で会話します。

昔は出前はご近所の顔なじみの店と決まっていて、それなりの親しみを感じて注文していましたが、ウーバーイーツは初めてのお店ばかりです。

でも急いで届けてくれているだろうと、ナビで様子が想像できるので自然に感謝の気持ちが芽生えます。

そして何よりも温かいのです。

これまでにファストフードのハンバーガー、鉄板焼き店のロコモコ丼、チェーン店のとんかつ定食...などを利用しました。

特に鉄板焼き店のロコモコ丼は流石に専門店だけあってハンバーグがとても美味しくて、大工さんのランチでお出して喜ばれたり、家族からは毎日でもいいと大好評でした。

出前なら昔からあったのに、システム化した人はすごいなぁと感心しています。

お店も売り上げができて嬉しい、配達パートナーさんも稼げる、利用者は喜ぶ、という皆がハッピーなサービスだと思うのです。

これなら、ご飯の支度がしんどい主婦の味方になってくれることも間違いなしですよね。

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健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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中道あん

「女性の生き方ブログ!50代を 丁寧に生きる、あんさん流」主宰。Ameba公式トップブロガー。結婚22年で夫と別居。自立した人生を送るため、正社員として働きだしました。社会人の長男、大学生の長女と同居しています。要介護2の実母は3年半同居生活の後有料老人ホームにて暮らしております。

中道あんさんのブログ:アラフィフの生き方ブログ|50代を丁寧に生きる、あんさん流

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『50代、もう一度「ひとり時間」』(KADOKAWA)

20代で結婚、2男1女を授かり、主婦として普通に生きてきた。でも50代になると人生の転機が頼まれもしないのに訪れる。夫との別居、母の介護、女性としての身体の変化、子どもたちの成長。そこから見つけた「ひとりの楽しみ」をあますところなく伝え続ける、「あんさん」流のアラフィフライフ。50代からの人生を前向きに過ごすためのヒントが満載。

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