<この体験記を書いた人>
ペンネーム:やまと
性別:女
年齢:40
プロフィール:50歳の夫と二人暮らしの主婦です。
私はあん肝やパテドカンパーニュなど、内臓系の料理が大好きです。
若い頃はそれほどでもなかったのが、35歳をすぎたあたりからどんどん内臓系の料理にハマってしまいました。
周りは「この歳になると重たいものが食べられなくなる...」などと言い出す年齢ですが、「自分には関係ない!」とばかりに食べまくっていました。
そんな私の食生活は次のようなもの。
普通はスライスして少しずつ食べるあん肝を「あん肝ドッグ」と称してホットドッグのように丸ごと食べる。
セール時期にリエットやパテの福袋を買った時は1日ですべて食べきる。
ホルモン食べたさに1人でも焼肉食べ放題に行き、数人前をペロリと食べる。
少しでも内臓系の食材を安く買うために、仕事帰りにデパ地下のタイムセールや閉店間際の安売りを狙ったり、精肉店や鮮魚店はひんぱんにチェックしたりしてお得に買っていました。
そのせいなのか、3年前の血液検査では基準値を大幅にオーバーして脂質異常に引っかかってしまいました。
ジム通いが日課でアスリート体型だった私にとって、脂質異常はメタボなおじさんがなる病気だと思っていたので本当にびっくりしました。
担当の医師からは「その年でこんなに数値が悪い人は久しぶりに会った」と言われてしまいました。
このままでは大変なことになるということで、すぐに薬と通院での治療が始まりました。
しかし大好きな内臓系料理はやめられず、半年くらい経ってもなかなか数値は下がりません。
薬はさらに効果の強いものになりました。
強い薬でようやく数値が安定してきてしばらく経った頃、日本でもコロナ禍が起こりました。
当初は感染をおそれ病院に行くのもひかえていて、オンラインで薬だけ処方してもらっていました。
定期的に行っていた血液検査はできないまま最後の検査からずいぶん経った2020年の秋、久しぶりに血液検査をしに病院に行きました。
すると結果がなんと、正常値以下に下がっていました。
どうやら、コロナ離職したことと外出を自粛したことで都心のデパートなどに行く機会が減り、外食も少なくなって自炊が増えたため、食生活が変わったのが良かったようです。
病院でもらう薬も、強いものから弱いものに変更になりました。
コロナ禍は早く終息して欲しいですが、コロナ禍がきっかけで脂質異常が改善したのは思いがけず嬉しい出来事でした。
これからも、大好物と健康的な食生活のバランスを上手にとっていきたいと思います。
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