ポイント集めに熱中しすぎて赤っ恥...せこいけど憎めない元同僚との思い出

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:やまと
性別:女
年齢:40
プロフィール:50歳の夫と二人暮らしの主婦です。

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7年前くらいにアルバイトで働いていた会社の同僚の話(当時35歳くらい)です。

同じ部署で働いていた彼女は、関西出身でおしゃべりな楽しい人でした。

彼女も含めた何人かでよく一緒にお昼を買いに行ったり食べに行ったりしていたのですが、少しだけモヤっとするのは支払いの時。

彼女と一緒にレジに並ぶと、必ず私の会計の時に横からポイントカードを出し「ポイントはこちらにお願いします」と自分のカードにつけるように言うのです。

しかも、私たちがお昼に行くコンビニやスーパー、お弁当屋さん、レストランやカフェ、それぞれの店で使えるポイントカード全てを常に持ち歩いていて、隙あらば人の買い物にポイントカードを出していました。

そんな彼女ですが、私は別に嫌ではなかったです。

ネットショッピングのキャンペーンなどでポイントが10倍以上になるような場合は気になりますが、日々の買い物でもらえるポイントは微々たるもの。

私自身はポイントに無頓着だったので、彼女にあげても気になりませんでした。

そんな彼女が一番活躍するのは買い出しの時。

高額なプレゼントを買う時からちょっとした飲み物を買いに行く時まで、どんな時もポイント欲しさに率先して行ってくれるので、なんと便利(?)な人なのだろうと思っていました。

しかし、そんな彼女のことを恥ずかしいから嫌だという同僚もいて、やんわりと指摘する人もでてきました。

しかし彼女は指摘されても「関西人やから、もらえるもんはもらわんと〜」とはぐらかします。

もちろん会社には関西出身の人もたくさんいたのですが、ポイントにそこまで積極的なのは彼女だけでした。

「私はあんなにがめつくない、関西人全員がああいふうに思われるなんて嫌だ!」

関西出身の人の中にはそう言って怒る人もいました。

しかし普段の彼女は、ポイント以外ではまったくがめつさがありません。

おしゃれにもお金をかけているように見えるし、美味しいお店の情報もよく知っています。

旅行にも行き、お土産も必ず買ってきてみんなに配ります。

自分の持っているお菓子などを分けてくれたり「一緒に食べない?」と誘ってくれることもありました。

なのでドケチとはほど遠く、むしろ気前がいい方だと思っていました。

そんな彼女が、どうしてポイントにだけあんなにこだわるのだろうと不思議でした。

ところがある日、彼女にとっての事件が起きました。

いつものようによく行く店で私の買い物にポイントカードを出そうした時、「ポイントカードはご本人のみでお願いします」と断られてしまったのです。

さすがに彼女は気まずそうに下を向いていました。

それ以降、彼女がポイントカードを出す時に店員さんの様子を伺ってから、おそるおそる出すようになり、出さない時も徐々に増えていきました。

今はポイントカードはアプリ化されて携帯で使うようになり、ちょっとした買い物なら財布を持たないで出ることも多くなりました。

今は携帯でポイントをためているのかな? 大きな長財布に大量のポイントカードを持ち歩いていた彼女の姿をふと思い出すと、微笑ましくなります。

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