「婆ちゃんにあれだけいじめられてきたのになんで面倒見てるん?」長男にそう聞かれて/かづ

アメブロで「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」を運営しているかづと申します。現在は夫婦二人と3ニャンとで暮らしています。私の嫁時代の体験を思い出しながら書いています。

前回の記事:「嫁を大事にしてきてよかった♪」だと...? 過去の悪行を全て忘れた姑の「都合のいい解釈」/かづ

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当時の介護生活のスケジュールはこんな感じだった。
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6時半
私、起床。朝食と弁当作り。

7時
夫と子供が朝食。舅姑の朝食作り。

7時半
夫と子供が出勤・登校。洗濯機スイッチON。舅姑、朝食。姑には食事介助。

8時
舅姑、リビングでワイドショー観賞。食器洗い。姑と一緒に洗濯物干し。(姑は竿の上に掛けるだけ)

8時半
姑はリビングのソファーで休憩。舅の脳梗塞で半身麻痺になった部分のリハビリ介助。(私が忙しくしていると舅は「もうやった」と嘘をつく。笑)舅姑、10時頃までワイドショー観賞。(かなりのワイドショー好き)

10時
クッキー2枚とお茶を持って、姑と近所を1時間ほど散歩。近所の公園まで行って、姑はベンチでおやつにクッキーを食べる。舅はバスに乗って10分程度の駅前の本屋まで、エロ本を購入に行く。(毎日何かしらの発売日)

11時
姑、帰宅後疲れて昼寝。私は昼食の準備。


12時
舅が帰って来たら、姑を起こして昼食。

12時半
舅、読書タイム。姑、テレビ時代劇観賞。私、食器洗い。各部屋の掃除。

14時頃
姑を連れて、バスに乗って駅前スーパーまで買い物。3時のおやつを、姑のお気に入りだった洋菓子屋で必ず買う。舅は煎餅が好きで、姑は大粒栗入りの栗饅頭が好き。たまに、カスタードと生クリームの入ったダブルシュークリームが食べたいと言う。姑は、バスが来るまでバス停で、缶コーヒー(小缶)を飲むのが好き。(ストローは絶対に必要)

16時頃
舅姑昼寝。洗濯物取り入れて畳む。夕食準備。風呂の用意。次男帰宅。

18時頃
舅入浴。姑入浴介助。

19時頃
長男帰宅。舅姑・長男・次男で夕食。姑、食事介助。

20時頃
姑、毎日の便通の為の下剤を飲み、眠剤を飲む。姑、トイレに連れて行って寝巻きに着替えさせ、ベッドに寝かせる。(いつもグッスリと寝る)私の自由時間。長男・次男、好きな時に入浴。

23時頃
夫帰宅。夕食。私、食器洗い。夫入浴。

0時頃

私入浴。

0時半
就寝。
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病院勤務時代に介護病棟も担当していたので、何の経験も無い世のお嫁さん達が突然介護生活に入る羽目になったのと比べれば楽だった。

そんな日々を送る私に長男が聞いた。

「お母さん、お婆ちゃんにあれだけいじめられてきたのになんで面倒見てるん?」

私はすぐに答えることが出来た。

「お母さんは一人の個人より、今はあんたらの『お母さん』を優先させて生きてる。今のお婆ちゃんはお母さんをいじめてたことなんかまったく覚えてない。むしろ嫁を大事にして来たと思ってる。
そのお婆ちゃんに恨み辛みをぶつけて、それでどうなる?何にも覚えてないのに。
まだ覚えてるんやったら、そりゃ誰の世話になっとるねんて言えるけど、何も覚えてない今のお婆ちゃんに言うてもどうしようもないやろ?
トイレがどこかもわからん、お父さんの事もお爺ちゃんの事も分からんお婆ちゃんを、お母さんがどうなろうが知ったこっちゃないと無視して、嫌がらせの一つもする、あんたはそんな事するお母さんを見たい?
お婆ちゃんに復讐して仕返しするお母さんを見たい?」

すると長男はうなだれてポツリと言った。

「見たくない...。」

「でしょ? お母さんは人としてどうあるべきかを優先して生きてる。あんた達の親として、どうあるべきかを優先して生きてる。だからあんた達も、体が不自由になったお爺ちゃんやお婆ちゃんを大事に助けてあげて欲しいなぁ。

これまでがどうであれ、『ざまぁみろ』や無くて、今不自由なお年寄りを大事にしてあげられる子になって欲しいと思うなぁ」

今まで私をいびって来たことに関して忘れた訳ではないことも話し、それでも人として今どうすべきかを考えられる人間になって欲しいと思っていることを話した。

むしろ、私が許せないのは夫の方だった。

続く

【次のエピソード】近所でも有名だった姑の嫁いびり。「大変やったねぇ」認知症の姑を心配しているようで...?/かづ

【最初から読む】アッシー・メッシー・貢君だった彼が突然父に結婚の挨拶! 夫との馴れ初め/かづ

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かづ

​ブログ「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」の管理人で、Ameba公式トップブロガー。 ​基本専業主婦の​50代​。子育てが終​り、​夫と4ニャンと暮してい​る​結婚36年目です。 ​一人っ子の夫と結婚し、舅姑の理想の嫁でなかった私の結婚生活においての戦いを思い出しながら書いています。

※毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

コメント一覧

私なら絶対無理だなと思いました
うちは曾祖母が酷い人でした。20年以上前から。理不尽なことでキレては無視&自分に都合が悪くなると無視&自分が悪いことを指摘されると「お〜怖っ笑」発言。思い出しても腸煮えくり返ります。小学生の時虐めてた加害者はその後も虐めたことを忘れたかのようにのうのうと生きて、自分の子には「いじめなんかしないいい子になってほしい」などと宣う。これと同じです。自分が家族に履いてきた暴言は忘れて死んでいく。私はそんなの許したくないです。そのせいで今までどれだけ迷惑してきたか。勉強や生きる上で大事なこと、生きてるうちに1度も何も教えてくれずお嬢様で育ってきて1人で何も出来んくせに偉そうに「私がこの家で一番偉いんや」などとよく言っていました。ボケる前から言っていました。私は今回の記事を読んでてもかづさんみたいにはなれません。言われてもなりません。大事にされたいなら大事にされる接し方しろと思います。高齢者だからってだけで敬うもんじゃないと思います。敬うに値する人じゃない人を敬える神経が分かりません。この記事には納得できない
人としてどうあるかを考えさせられる回でした。かづさんの半生、映画化やドラマにできるのでは?鬼畜のような姑、人でなしの舅と旦那との毎回の話はいつも考えさせられます。
かづさんは人として立派だと思います。きっと来世では救われるでしょう。 ですが、さんざんいじめられる姿を子どもに見せつけて、本当によかったのか、複雑な思いがします。
かづさんは本当に偉いと思うけど、私にはとてもとても無理。 よく周りは鏡と言うけど本当かな?とこれを読んで思った。 夫や義両親、かづさんの周りはクズばかり。かづさんだけが強いメンタルと厚い人情と適切な判断力を持ってる。 小公女やシンデレラを渡鬼で割ったような感じ。苦労のかいあって今はお幸せみたいでよかったです。
かづさんは本当に偉いと思うけど、私にはとてもとても無理。 よく周りは鏡と言うけど本当かな?とこれを読んで思った。 夫や義両親、かづさんの周りはクズばかり。かづさんだけが強いメンタルと厚い人情と適切な判断力を持ってる。 小公女やシンデレラを渡鬼で割ったような感じ。苦労のかいあって今はお幸せみたいでよかったです。
 私の夫も一人っ子で、義母は、見栄っ張りで、嫁が気にいらず、息子家族より自分の甥、姪に金品を自慢してばら撒く人でした。夫、義父も義母に何も言えない人たちで、頭おかしいって思っていましたが、いるんですね、こんな輩たち!もう2人とも見送りましが、何にも言えず、指示待ちの夫と暮らす意味を探しています。かずさんは、夫と今も一緒とのこと。どう踏み止まったのですか?  私も50代半ばです。
今私もかづさんと同じことをしてます。散々嫌がらせをされた姑がボケ初め面倒を見てます。今までの事を思い出すと仕返しをして知らんふりしよう、なんか面倒見るのが物凄いバカらしいと思う事もあるけど出来ずに面倒を見ています。
まったく同意見です。 なにより人として正しく恨み辛みを出さずに生きろと言われた息子さんが生き苦しくなるのではと思います。怒りや復讐は悪と言われたら被害者になった時にどうしとらいいのか分からなくなります。私なら義理の両親は夫に丸投げして無視します。それしかできません。
私も同居していたので、かづさんの気持ちは良くわかります。私も毎日毎日365日25年も姑に嫌な事を言われ続けていましたがお返しをしなくて良かったと思ってます。もししていたら、きっと子供達が人をいじめる子供になっていたと思います。そして私も姑と同じような人間になっていたでしょう。本当に耐えて良かったと思ってます。姑は母親の悪口を子供達に言っていたようですが子供達もお爺ちゃんとお婆ちゃんと暮らしたお陰で人に対して気を使えるようになったり、大人になって働いた時に先輩や上司に可愛がられる要領が良かったりと世の中を生き抜く為の術を自然と身に付けられたと思います。勿論母親の悪口を聞かされて悲しかったり母親が姑に言われる姿は苦しかったと思いますが全て無駄な事はないんです。子供達の為に力になったはずです。かづさんの考え方もやっている事もそれで良いんです。私はその後会社の人間ドックで病気が見つかり手術した後に姑の嫌ごとに耐えられないと思って家を出ました(笑)今は幸せに暮らしております。

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