娘が地下アイドルになって半年で「もうやめたい」。浮かれていた義父母は大騒ぎ...!

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:濃姫
性別:女
年齢:43
プロフィール:夫と2人の子どもとの4人家族。夫の実家で義父母のお店を手伝いながら、半同居をしている主婦。

娘が地下アイドルになって半年で「もうやめたい」。浮かれていた義父母は大騒ぎ...! 33.jpg

私には高校2年生(17歳)の娘がいます。

娘は、友達と軽い気持ちで受けた地下アイドルグループのオーディションに受かり、現在学校に通いながら地下アイドルとして活動しています。

活動は、本人や私達が思っている以上に大変でしたが、娘にとっては何もかもが新鮮だったようで楽しんでいました。

しかし、半年ほど過ぎた頃にグループ内でいざこざがあったり、事務所からの要望の多さに不満が募ってきていたようです。

さらに、交際している彼と会う時間も取れず、彼との仲もぎくしゃくしてきているらしく、少し前から元気がありませんでした。

私も気になり心配していた矢先、娘が「もう、グループから抜けたい」「地下アイドルなんて辞めたい」と言い出したのです。

私は元々娘が地下アイドルをすることに賛成ではありませんでしたが、無責任さや自覚のなさ、嫌なことから逃げ出す娘に納得がいかず、何度か夫も交え話し合いました。

しかし、地下アイドルの活動が精神的負担となり食欲も口数も減っていく娘...。

結局、夫と私は事務所にグループ脱退の意思を伝えることを許可したのです。

娘は未成年、重要な事柄に関しては親が同伴することが事務所の規定となっているため、保護者が付いていかなくてはなりません。

私は義父(72歳)が営む中華レストランを手伝っています。

事務所と話し合う日はお店に出られないため、義父に事情を話しました。

すると、娘が地下アイドルになったことを凄く喜んでいた義父は、愕然としてしまったのです。

さらに義母(69歳)も騒ぎを聞きつけ飛んできて「せっかくアイドルになったのに、辞めさせるなんて信じられない! 近所の人や友達、親戚に何て言うのよ」と大騒ぎです。

「頼んでもないのに舞い上がって勝手に言いふらしたのは、お義父さんとお義母さんでしょ」

そう言いたい気持ちをグッとこらえ、説得を試みます。

「このままだと〇〇が精神的に追い詰められてしまいそうだし、辞めたいのは〇〇の意思なんですよ」

「〇〇は、まだ子供なんだから...。親のあんた達がしっかりしないと。あんた達は過保護過ぎるのよ」

その言葉にカチンときてしまい言い返してしまいました。

「過保護過ぎるのは私達じゃなくて、お義父さんとお義母さんでしょ。孫がいくら可愛いからって、甘やかし過ぎるのも程があるんですよ」

それから私と義父母とは気まずい関係が続き、見かねた夫が義父母と話し合おうとしましたが、逆に義父母の神経を逆なでするような事を言ったようです。

そのせいで、夫までも関係が悪くなってしまいました。

娘も自分のせいだと責任を感じ「私がジイジとバアバが落ち着いたら話すから」と言っていますが、2人とも頑固なのでどうなることやら...。

今は2人が冷静になるのを待つしかありません。

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