<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ヒミコ
性別:女
年齢:48
プロフィール:パート主婦。同い年の夫と小学生の子供が2人います。
72歳の義父は自営業でまだ現役で働いでいます。
とても元気で、仕事だけでなくテニスもゴルフもジョギングもして好奇心旺盛な人です。
頭髪はほぼなくて、背丈がかなり小柄なので、もちろん年齢そのままの老人に見えますが、肌の色艶がよくて表情がイキイキしているため若く見えます。
また、喋る声がとても大きく早口なので、元気ハツラツの老人という感じです。
そして、華やかで派手なものが大好きです! 腕時計もキラキラのブランドものです。
使い勝手はともかく、見た目が派手なら何でもいいみたいで、買い物のポイントは「華やかなもので目立つもの」だそう。
私たち夫婦には悪影響がないので、義父の買い物には「ふーん」と横目で見ているだけなのですが、あまりの散財ぶりに驚きます。
以前息子が小さい頃に五月人形を買うため一緒に見に行った時のこと。
突然義父が「自分の家にも買いたくなった」と言って、40万円くらいの大きな武田信玄の兜を購入し、義父の家の和室に飾って満足そうでした。
小さい子供がいない高齢者2人暮らしの家にきらびやかで大きな五月人形です...。
和室に座るスペースがなくなって五月人形だけの部屋になっていました。
義母はいつものことだからといって、何も言わず義父の好きにさせています。
そして、数年たったら飽きてしまったのか「邪魔だから、あげる」と言われました。
しかし我が家に五月人形は2つもいらないですし、そんな大きなものを飾る場所もなく、断ったら廃棄していました。
40万円もしたのに...心底呆れてしまいます。
海外出張に行った際にはホテルに飾っている巨大な布のタペストリーがとても美しかったからといって、家にも飾りたいと大きなタペストリーを購入していました。
輸送費がかなり高額だったと笑っていましたが、それも去年廃棄していました。
廃棄するのもタダではなく、業者に来てもらってまたお金がかかっています。
ある時はロードバイクでサイクリングしたいといって、誰にも相談せずに15万円以上の自転車を購入。
72才なのに危ないと家族の猛反対にあい、数回サイクリングしただけでまた売っていました。
お金があるからこんな散財ができるのでしょうが、子供の教育費を一生懸命やりくりしている私としては、見ていて複雑な気持ちになります。
そんな義父なので、車も何度乗り換えているようです。
車は飽きたら我が家に譲ってほしいのですが、そこは断固譲らず、下取りに出して新車に乗り換えるのです。
「こんなのいらないよ」というものだけ、「飽きたからいらない?」と私たち夫婦に押し付けようとするのが腹立たしいです。
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