小学生の兄弟が夜になっても家に帰らない! 捜索が深夜に及んだ大騒動の「意外な理由」は...⁉

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:とらとら
性別:女
年齢:51
プロフィール:51歳の兼業主婦。子供も大きくなり、子育てに一息ついています。

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私は現在51歳の兼業主婦です。

旦那(53歳)と結婚してから、義実家で義父(78歳)と義母(75歳)、旦那と2人の子供達(現在22歳と17歳)の6人で暮らしています。

これは10年ほど前、子供達がまだ小学生だった頃のお話です。

今は元気な義父ですが、10年前にちょっとした段差を飛び降りた時に膝を痛めてしまいました。

しかも運悪くそこから菌が入り込み、それが原因で寝込んでいました。

さらに困ったことに、義父は大の病院嫌いで、お医者さんから処方された薬も飲もうとしない人でした。

もちろん入院の話も出たのですが、義父は頑としてそれを拒み自宅療養に。

しかし、処方された薬を飲まないのでなかなか良くならないでいました。

そんな折、子供達が夜になっても帰らないという事件が起きました。

仲の良い兄弟で、よく2人で日が暮れるまで外で遊んでいたりしていたのですが、その日は夕飯の時間になっても帰ってきませんでした。

私や旦那で手分けして近所を探してみたり、義母も子供の友達の家や学校に連絡してくれたりしたのですがなかなか見つからず、気が付くと警察や地元の消防団の方々が山や川の捜索に出るという大事件に発展していました。

そして大勢で必死で捜索した結果、深夜0時を回る頃にようやく家から3kmほど離れた山の中で発見され、救助されたのです。

子供達はよほど怖かったのか、私と旦那の姿を見るなり大泣きしていました。

私達も心からほっとして、膝から崩れ落ちながら子供たちを抱きしめたのを覚えています。

そのあとは夜も遅かったので捜索に出てくれた大勢の方々にお礼を伝え、家に帰りました。

帰り道でもなかなか泣き止まない子供達に、なぜ山の中にいたのかと聞いてみると、ひっくひっくと声を詰まらせながら答えてくれました。

「じいちゃんが死んじゃ嫌だから」
なんと子供達は、義父に飲んでもらう薬草を探しに山の中に入ったのでした。

「病院の薬を飲むくらいなら、山に生えとるドクダミやら煎じて飲んどいたほうがマシじゃ」

確かに義父はその日の昼間に床に伏しながらそう怒鳴り、食後に運んだ病院の薬を放り投げてしまっていました。

私もそんな態度の義父についかっとなり「ちゃんと薬飲まな死んでしまいますよっ!」と勢いで返してしまい、それをたまたま学校が休みだった子供達に聞かれていたようなのです。

これは私も反省しましたが、私よりその話を義母から聞いた義父の方がショックを受けたようです。
翌日、義父は子供たちを自分の部屋に呼びました。

「薬草探しに行ってくれたんやってなぁ。ありがとう。ほんでも薬草やなくてもじいちゃんは元気になれるけん、心配すなよ」

少し涙目で薬草を探しに行った子供達に話していました。
そして、ほんまにありがとう、ありがとうと繰り返し、その日のうちにあれだけ嫌がっていた入院を承諾してくれました。

それからは文句一つ言わず治療に専念してくれ、2週間後には元気な姿で帰ってきてくれました。

今でも元気で、少しだけ丸くなった義父と話していた時に、ふとその時のことを思い出して、改めて子供達にありがとうと言いたくなりました。

当時は本当に心配で心配でどうなることかと思いましたが、最近ではようやくほっこりと話せるようになった事件でした。

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