<この体験記を書いた人>
ペンネーム:自転車ママ
性別:女
年齢:40
プロフィール:パートが楽しい40歳のお母さんです。幅広い年代の仲間がいるのが自慢です!
私は、某ファストフード店でパートをしている40歳の主婦です。
子どもが幼稚園に入園したのを機に少しでも自分が自由に使えるお金が欲しい、外に出て社会と繋がりたいとパートを始めようと思いました。
週末は求人広告をチェック。
「あなたの都合に合わせて働けます」、「週3日、4時間からOK」という文言に惹かれ、某ファストフードのパートの面接へ行きました。
ファストフードは学生のアルバイトが多い印象だったので、40歳で浮かないか少し心配でしたが「家事、育児の両立ができれば仕事はなんでもいい!」と、思い切って飛び込んでみました。
無事面接をパスし、いざパートへ!
私の「おばちゃんでも大丈夫かな?」という心配はすぐに解消しました。
平日の日中は、私のように小さい子どもがいるお母さんはもちろん、大学生のお子さんがいるというお母さんまで、年齢関係なく生き生きとお仕事されていました。
よく考えたら、私がファストフードに行くのは、休日の昼間が多く、この時間は学校が休みの学生さんが多く働いていたので、勝手に「若い人が多い」と思い込んでいたんですね。
何事も中をみてみないとわからないものです。
私が、この職場の「いいな」と思うところは、年齢関係なく、お互いに支え合ってお店を回していること。
基本的に、平日の日中は主婦層でシフトを回していますが、夏休みなど長期休みの期間は、同じく休みに入った学生さんがシフトに入ってくれて助かっています。
助けてもらうと、私も役に立ちたいという気持ちが芽生えてくるので、学生さんのテスト期間中は、休日や夕方の時間帯のシフトに入ることも。
もちろん「普段の家事に影響が出ない範囲で」ですが。
時間帯が変われば、一緒にシフトに入る仲間も変わりとても刺激的です。
10代の高校生と一緒に働くこともありますが、勤務中は年齢など関係なし!
同じ仲間として働き、勤務後は、バックルームで談笑。
この年齢になって「一回り以上年下の仕事仲間」ができるなんて思ってもみませんでした。
以前、私の関わりのある人は家族とママ友くらいで、「若い子は苦手」とか「年配の人はちょっと......」だった私。
今は、色々な年代の人と関わることで、色々な角度から物事を見られるので「本当に楽しい!」と世界が広がっています。
私の子どもがアルバイトをするのは10年以上先のことですが、「こういう環境で働いてほしい」と思うようになりました。
親以外に「気軽に話を聞いてくれる大人」と知り合えれば、きっと心強いはずですから。
社会人になる前に、働くことの厳しさやチームワークの大切さを知ることは重要ですよね。
良い職場に出合えて、感謝です!
今は「おばちゃんでも大丈夫かな?」と一歩を踏み出せない人がいたら「大丈夫! チャレンジしてみよう!」と背中を押してあげたいと思っています。
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