超インドア派のアラフィフ主婦・中島めめさんが、ほぼ同い年の夫&ふたりの娘(2020年現在、中学生&小学生)との日常を描く人気連載。新型コロナウイルスの影響で、政府から布マスク2枚が配布されることに。めめさんは、マスクの「送りつけ商法」のニュースを目にして...
こんにちは、中島めめです。
今回は、「送りつけ商法」についてのお話です。
布マスクの配布
新型コロナウイルスがなかなか収束しない中、政府から布マスク2枚が国民に配布される事になりました。
布マスクを全世帯に配布するためにかかる経費が466億円と聞いて、そんな大金もっと有効に使う事ができないものかな、とも思いましたが、実際にマスクが配布されたらせめて大切に使わせてもらうつもりです。
送りつけ商法
その布マスクですが、いつ頃配布されるのかとネットで調べていたら、現在マスクの送りつけ商法が横行している、というニュースを目にしました。
送りつけ商法というと、健康食品やカニなどのセールスの電話を断ったのにもかかわらず勝手に商品が送りつけられてきたりする悪質商法ですが、最近は政府のマスク配布に便乗して「マスクが送り付けられてくる」事があるそうです。
心あたりがない宅配便は「拒否」すれば送り主に返送されます。
家族に確認してから受け取りたい場合は「保留」にすれば不在扱いで持ち帰りになるので、確認してから再配達を頼む事ができます。
でもうちの場合、夫がAmazonなどで買い物をして宅配便が届く事がよくあるので、自分に心あたりがなくてもいちいち「保留」にして持ち帰ってもらうのは心苦しいし、多分受け取ってしまうと思います。
そして受け取った宅配便が夫が注文したものではなく、送りつけ商法によって届いたマスクだった場合、箱入りのマスクと一緒に請求書や振込用紙が同封されていたりするようです。
政府から配布されるマスクとは
では政府から配布されるマスクはどのようにして送られてくるのでしょうか?
調べてみたところ、布製マスクが個包装で2枚と、お知らせ文1枚(A4サイズを半分に折ったA5サイズ)のセットが透明の袋に包まれて配布されるそうです。
それとは違う、心当たりのないマスクを受け取ってしまった場合
そのマスクを使ったり捨ててしまったりせずに14日間そのままの状態で保管します。
返送する必要もありません。
特定商取引法によって、売買契約をしていないのに送られてきた商品については送り主が引き取りをしなくてはならない事になっているのです。
14日間の間引き取りがなければ、送り主は返還の請求ができなくなります。
そのあとは受け取った側が商品を自由に処分できるようになります。
私の両親の場合
母に聞いたのですが、ある日玄関先に段ボールの箱が置いてあり、中身はミネラルウォーターのようだったのですが全く心当たりがなく、そのまま放置しておいたところ1か月経ってもそこに置かれたままだったそうです。
気味が悪くなった母が警察に連絡すると、引き取りにきてくれて一安心だったようですが、法律によって自由に処分していい事が分かっていたとしても「じゃあ頂いちゃおう!」...なんて気にはならないと思います。
14日間経過後は処分してかまわない事は念頭におきつつ、警察の相談窓口や消費生活センターに相談するのがいいと思います。
貴重なマスクですが、悪質な送りつけ商法に惑わされることがないよう注意して過ごしたいです。
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