こんにちは山田あしゅらです。
『13番さんのあな―介護家庭の日常―』というブログで義両親の介護の様子を嫁の目線で綴り始めて10年以上が経ちました。義両親と同居しながら介護をしていた当時のことを思い出しながら書いています。
前回の記事:「ワシのほうがマシ」のコメントに唖然。デイサービス仲間を義父が勝手に撮影し...⁉
ゴタゴタしながらも順調に進んでいた義父の土曜日デイサービス利用。
一方、火曜日の訪問リハビリも並行して利用を続けていました。
先日の担当者会議の際、デイサービスの利用を始めたら訪問リハビリはどうなるか聞いてみたところ、ケアマネおーさんもデイサービス管理者のカワイさんも
「並行して行った方がいい」と強く勧めてくれたのです。
少しでも歩行が持続可能となるように各事業所が義父のケアプランを真剣に考えてくれて感謝しかありません。
ただ、利用する当の本人はどう思っていたのか?
担当者会議の最中、義父は何も言わず黙ったままで
この時点では定かではなかったのです。
それからしばらく経った火曜日のこと。
いつものように訪問リハビリがあったのですが、最初にバイタルを調べていたあたりでしょうか?
ヤマモトさんの「えええ~っ」と驚く大きな声が聞こえてきました。
私は隣のキッチンに居り、大急ぎで居間へ駆けつけると
再び慌てたようなヤマモトさんの声。
「へ? 私に確認?」
一体何のことでしょう?
何とまぁ、義父の『リハビリやめる宣言』があったというのです。
担当がヤマモトさんに代わってから、「もしかしてソリが合わないのかな?」と薄々感じてはいましたが、義父の口から「やめる」という言葉が出たのはこの時が初めてでした。
デイサービス『つるさん』に通い始め、大いに気に入ったのは実に結構なことなのですが、果たして義父の思い通りにいくものなのかどうか...?
ましてや義母が通っているデイサービス『かめさん』をやめさせ、こちらも『つるさん』に通わせたいというのはあまりに自分勝手な提案です。
『かめさん』がとてもよく合っていて、ここに通っているお陰で何とか現状を保っている義母なのに...。
おそらく前もって言ったら絶対ヨメに止められると思ってヤマモトさんへの直訴に至ったのだと思いますが、こんなこと、私が受け入れられるわけがありません。
義父の身勝手な言い分にブチ切れた私。
義父と激しい言い合いになりました。
二人でケンカしてても埒があきません。
結局この日はリハビリどころではなくなってしまい、ヤマモトさんには申し訳ないことになってしまいましたが、この件はケアマネさんに下駄を預けることとなりました。
続きます。
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