こんにちは。ブログ「キッチン夫婦」を運営している妻のべにゆうです。
前回の記事:年老いても続けていきたい。50代夫と40代妻の「夫婦でブログを書くということ」/キッチン夫婦(夫)
私は3きょうだいの真ん中で3人とも歳は近い。
もう15年ほど前になると思うが、一時期、兄夫婦と弟夫婦が交流断絶のようになってしまったことがある。
始まりは兄夫婦の自宅に義姉の妹夫妻、そして結婚前の弟夫婦が遊びに行った時のこと。
不仲になった原因は「弟の一言」が義姉と妹夫妻の気にだいぶ障ったからだった。
それは出身高校について賢いとか賢くないというようなことで、義姉側は見下されたように感じたのだと思う。
私だって自分の出た高校を悪く言われたら、それだけでおもしろくない気分だ。
ただし私はその場にいなかったし、「どっちが悪い」などの状況をあまり知らないこともあり、"どっちかが割り切ってくれて、謝るとか折れるとかできないのかな・・・"と思っていた。
一方で人の気持ちや感情はそんなに簡単ではないことも知っているから、何も発言しなかった。
それに、親からこういうことがあったと聞いただけで、直接本人たちに聞くこともできなかった。
この約2か月後に弟の結婚式があった。
兄家族は「弟を許せない」という理由で、当然のように欠席した。
私にとってはショックだった。
母が説得というか、参加できないものかという話をしたが、断固としたもので迷いもなく欠席した。
私にはどうしてそこまで・・・・?という思いが渦巻いたけど、やはり弟にも兄夫婦にも聞くことはできなかった。
結婚式当日、両家の親族紹介の際のこと。
兄夫婦が事情があり参加できないことを相手方に父が詫びる時、涙ぐんでいた。
父はどちらかと言うと豪快なタイプだし、沈んだ様子というの私はあまり見た事がなかった。
父のその悲し気で、申し訳ないという表情は、印象に残り、かわいそうに感じた。
それぞれの言い分はあるし、許したくても許せないこともあると思うが、兄に出席して欲しかった、というのが私の本音だ。
式から7年ほど過ぎた頃だろうか。
弟が電話で義姉に謝ったと聞いた。
なんらかの心境の変化があったのか、それはわからない。
なんと言ったのか、どのくらいの詫びだったのかを私は本心ではだいぶ気になったが、やはりまたまた何も聞けなかった。
その後の双方の様子を見ていると、変な言い方かも知れないがお互いに大人の対応として、感情を処理したように感じた。
それからさらに10年ほど経った今、普通に話をしているように見える。
兄夫婦と弟夫婦がこのままずっと話もしないようになってしまうのかと、悲しい気持ちでいた私は一つ安心した。
親族の絆は深く強いものだけど、ほんの些細なきっかけでいとも簡単に崩れてしまうこともある。
もう今後誰かの言うことが誰かの気に障ることがありませんように、きょうだい間のいざこざが起きませんように、と心の中で祈る。
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今回の内容には関係ない料理になりますが、酪農家さんを応援したいので、 忙しい時でも作れる子供さんにも好評な牛乳を使ったレシピをご紹介します。
バゲットとコーンの牛乳グラタン
材料
バゲット...20cm分くらい
卵...2個
ハーフベーコン...4枚
ピーマン...1個
コーン缶...50g
バター...30g
牛乳...300ml
ピザチーズ...50g
作り方
①バゲットは7~8mm幅に切り、耐熱皿に敷く
②玉ねぎは薄切りに、ピーマンとベーコンは細切りにする
③熱したフライパンにバターをとかし、玉ねぎとベーコン、ピーマンと炒める 塩、コショウ少々で味を整えて、①のパンの上に広げる
④割りほぐした卵に、牛乳と塩、コショウ少々を混ぜて、③の上に流し入れ、チーズをのせる。オーブントースターで7~8分焼いて出来上がり
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