<この体験記を書いた人>
ペンネーム:けいちゃん
性別:女
年齢:44
プロフィール:夫と二人暮らしのパート勤務の44歳。
4歳年上の夫は販売関係の仕事をしています。
夫が責任者をつとめている店舗には男性15名女性10名の従業員がいます。
その中の部下の女性と夫の事です。
20代後半の女性が、今年の夏あたりからお昼の休憩の時など、夫に「身の上相談」をする様になったそうです。
夫の話では、彼女は父子家庭で父親が働けずに、彼女が家計を支えているとの事。
父親の病気は入院するほど重い状態ではなく、調子の良い時にはアルバイトに出掛けるものの長続きはせずに、調子が悪くなると家にこもったきりになるそうです。
仕事と家事と父親の世話で、彼女が精神的に不安定になっているという話をされた夫は、心配して心の病気の事を色々と調べ、親身に耳を傾けていました。
「部下思いだな」と思っていましたが、ある日「明日は一緒に病院に行って来る」と言いだしました。
彼女が心療内科に行く事に不安を感じているから、付き添ってあげると言うのです。
馴染みのない心療内科に不安を感じる気持ちは分かる気がしますが、成人しているのだし、夫は他人なのだから付き添う必要はないのではないかと思い、夫に言ってみました。
すると夫は顔を強張らせて「家族のサポートも期待できなくて、心細いなか頑張っているのに一人で行って来いとは言えない」と言われてしまいました。
診察結果を教えてもらい、職場で工夫できる事はないかを話し合えばいいのでは...?
そう疑問に思いましたが、喧嘩になるのも嫌なのでそれ以上は黙ってしまいました。
結局、夫が検索して探した大きな総合病院に出掛けて行きました。
夕方、帰宅した夫に結果を尋ねると、病名のつくほど深刻な症状ではないと診断が下ったそうです。
それは良かったとホッとしましたが、夫は先生の対応が悪いと怒っています。
病気じゃなくてよかった、と安心するのではなく、先生がヤブだと言わんばかりの剣幕でした。
彼女の立場に寄り添い過ぎでは、と思いつつも、これで彼女と距離が置ける様になるだろうからいいか...と考えていました。
ところがその後も、夫は休日でも彼女と電話やLINEでやりとりをしている様子です。
私が家にいても、夫は彼女からの電話に出ています。
夫の受け答えが聞こえてくる時があるのですが、それは「相談を受けている」というより、「彼女の愚痴を聞いている」ように感じます。
どうやら会社での女性社員同士の関係についての愚痴だと思うのですが...彼女を「なだめる様な夫の口調」に腹が立つんです。
LINEも私とは必要な会話しかしないのに、まめに打っている姿を見ると邪魔をしたくなります。
携帯を覗く事はしていませんが、相談に乗っている以上の関係なのではないかとモヤモヤしています。
■おすすめの体験記
トイレはキレイで当たり前!? トイレ掃除をしたことがない夫にリベンジしてみた
「晩ご飯の支度はゆっくりでいいから」でビールをゴクリ。自分からは家事をしない夫に不満
夫にもう我慢しない! 自分の時間は自分で決めて生きるわよ!! ついに家を出た60代の私
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。