みなさんこんにちは!
ワフウフです。
前回の記事:ウソでしょ⁉「通帳とカードの再発行」のため、認知症の母が頼った人は...⁉
認知症になった実母・あーちゃんがお金に汚い父・たんたんの過去の悪行を忘れてしまい、実印登録の手続きや銀行の手続きをする時に父を頼ってしまったことに驚いたワフウフと姉・なーにゃん。
父が母の預金を狙っていることは分かっているので、何かされては大変だと慌てて実印登録や銀行印を変更しました。
そして、父から散々お金のことで騙されて来た母に、父に今までされたことを繰り返し言い聞かせて父に用心するように仕向けました。
それが功を成したとも思えませんでしたが...。
姉と私は子供の頃から聞きたくない父の悪口を何十年も聞かされてきたというのに、それを話していた当の本人がその事を忘れてしまうなんて皮肉なものです。
母が認知症であることに、父がいつから気付いていたのかはわかりませんが、父が母の預金を自分のものにしようと実際に動き出したのはそれから1年半ほど経ってからでした。
その1年半の間に母の認知症は進行し続けました。
娘たちに預けたことを忘れて再発行を繰り返した預金通帳やカードですが、だんだんとその存在すら忘れていきました。
ひとつだけ自分で持っていた預金通帳とカードでは、ATMで引出す操作すら出来なくなりました。
銀行のカードとクレジットカードの区別がつかなくなって、ATMにクレジットカード(しかも有効期限切れのもの)を入れてしまったり、4桁の暗証番号を何故か3桁しか入力せずに操作が進まなかったりするのです。
付き添ってあげてATMでお金を引出すことが出来ても、お金を引出した記憶も数分でなくなってしまいます。
だからもちろん、折角引出しだお金もどこにしまったのかすぐに忘れてしまいます。
週に一度の病院の付き添いから始まったあーちゃんのフォローは、あーちゃんの認知症の進行により自分で出来なくなったことが増えると共に、週に2度3度と頻度が増して行きました。
父が動き出すまでの間に母の認知症が進んだというよりも、父はおそらく母の認知症の進行を見て動き出すタイミングを計っていたのだと思います。
一年半もの間、父が母を認知症の病院へ連れて行こうともせず、母から預金を取り上げるチャンスをずっと狙っていたのかと思うとゾッとします。
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