超インドア派のアラフィフ主婦・中島めめさんが、ほぼ同い年の夫&ふたりの娘(2019年現在、中学1年生と小学4年生)との日常を描く人気連載。今回は、夫が手術した際の「医療保険」について。「保険の給付金がおりてラッキー!」と思っためめさんでしたが...。
こんにちは。中島めめです。
今回は夫の手術と医療保険のお話です。
先日夫が左手の指の手術をして一日入院をしました。
以前から指の付け根あたりに違和感を感じていたようで、病院でいろいろ調べてもらったところ血管の一部と神経が癒着してしまっているそうで神経剥離という手術をする事になりました。
最初は日帰り手術の予定だったのですが後で一日入院に変更になって、大きな手術になるのかな?と不安でしたが、無事手術を終えて退院する事ができ、ほっとしました。
ただ、左手が包帯でがっちり固定されていて濡らせないので、シャワーの時にビニール袋で二重に包んだり、しばらくは不自由そうでした。
今は大きなバンドエイドを貼っている状態になったので手術した部分を見せてもらいましたが、10針以上縫われていてなかなか痛々しかったです。
我が家で加入している生命保険や医療保険は、十年ほど前に私が保険の見直しをして全て新しく入りなおしたものなので、家で保険の手続きをするのは私の担当になっています。
保険の見直しをした当時は複数のファイナンシャルプランナーの方にお話を聞いて、自分でも資料を集めて調べまくって少々ハマりすぎてしまい、夫に呆れられてしまうほどでした。
そんな風にして入った保険ですから、使う時はしっかり使わせてもらおうと思って保険の担当のプランナーさんに連絡をとりました。
今回一日入院という事で、入院した日と翌日の退院日で二日分の入院給付金がおりるのは分かっていましたが、手術については給付の対象外になるんじゃないかとあまりあてにしていませんでした。
給付の対象外の手術というのはけっこうあって、以前夫が扁桃腺の手術をした時に連絡したら対象外の手術だったので、今回もまた対象外かも、と思っていたのです。
そうしたら今回の手術は給付対象だったようで、少し得したような気分になりました。
そこで素直に喜んでおけばいいのですが、以前保険の見直しにハマった私はつい考えてしまうのでした。
「今回入院給付金、手術給付金がおりてラッキー、な気がするけど、医療保険は掛け捨て(払った保険料は戻ってこない)だから支払う保険料の総額を考えたら全然得はしてないんだよね...」と。
それなら医療保険は必要ないんじゃない?
...と思いますが、実際そういう考え方もあって、私が相談したプランナーさんの中にも「がん保険のみで医療保険には入ってません」という方がいらっしゃいました。
私もそれについてはとても悩んだのですが、保険選びで「もしも...」と考えだしたら、絶対に答えの分からないクイズをいつまでも考え続ける事になってしまいます。
いつどんな病気になるか誰にも分らない以上、保険選びに「これが正解」というものはないんだな、とその時痛感しました。
それに、保険について夫に任されたとはいえ家族全体の問題なので、医療保険なし、という状態に抵抗のある夫の考えも尊重して、今の医療保険に入りました。
そんなふうに考え尽くして入った保険なので、せめて請求できる時は忘れずにしっかりしたいと思っています。
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