「もう心配かけないから」。私立中学を退学になり、高校を中退した息子を信じ続けた結果は...

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:MON
性別:女
年齢:46
プロフィール:40代の夫婦共働き。18歳の一人息子がいます。

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私達夫婦には大学1年生の息子がいます。

一人っ子ということもあり、主人も私も愛情をいっぱい注ぎ、育ててきました。

小さい頃から本人の意思を尊重し、中学受験も本人の希望を受け入れ、息子が希望した中高一貫の私立に入学しました。

しかし、いざ入学してみると息子自身が想い描いていた学校ではなかったようで、いつも明るく元気一杯の息子の様子が、2年生になると徐々に変わっていきました。

反抗期でもあったので、それが過ぎれば以前の息子に戻るだろうと思っていた矢先、学校から連絡があり、悪さをして退学処分になったと知りました。

自分の育て方が悪かったのだろうか?

私が仕事を続けていたのが悪かったのだろうか?

当時は毎日自分を責めていました。

編入する公立中学が決まるまでは、仕事に行っている間に息子が変な気を起こしたらと思うと、毎日気が気ではありませんでした。

やっと公立中学への編入が決まり、楽しそうに通学するようになった息子。

高校受験も無事に自分の希望する学校に入学しホッしていました。

ところが、1学期が終わる頃「自分の思っていた学校とは違うから高校を辞めたい」と言い出したんです。

いじめやトラブルがあったわけでもないので、主人も私も困惑し、なんとか高校は続けるように説得しましたが、息子の気持ちは変わりません。

友達や担任の先生の説得も響かず、結局自主退学をしました。

この時、相談していた先輩ママから「自分の居場所を見つけようとしているんだから、息子を信じて見守ってあげなよ。きっと何年か後には笑って話せる時がきっとくるよ」と言われ、何があっても息子を信じることにしました。

その後、定時制高校に通っていましたが、なんと出席日数が足りず留年が確定に......。

家族で話し合いをすることになりました。

息子は自力で高校認定を取り、大学進学を目指すという断言しました。

主人と私は、息子の言葉を信じることにしました。

息子を信じる......そう決めていたからです。

それから半年ほどは殆ど部屋に引きこもるか、友達と遊びにでかけ滅多に顔も合わさないような生活をおくっていた息子。

ですがある日、2人で夕飯を食べている時に、数日前に定時制高校の時の友達と遊んだ時の話をしてくれました。

友人たちの境遇を初めて知り、何不自由ない境遇であるにも関わらず、些細な事でキレて投げやりになっていた自分がとてもちっぽけな人間だと感じた......というのです。

そして「もう心配はかけないから」と。

その後、息子は人が変わったかのように勉強をし、高校認定を取得。大学も自力で合格し、現在は大学生活を楽しんでいます。

数年間、主人も私もたくさん悩み、自分たちを責めもしましたが、今は息子を信じ、見守っていて良かったと思っています。

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