超インドア派のアラフィフ主婦・中島めめさんが、ほぼ同い年の夫&ふたりの娘(2019年現在、中学1年生と小学4年生)との日常を描く人気連載。今回は「消費税の増税」について。イートインとテイクアウトで異なる税率、ちょっとややこしいですよね。中島めめさんが子どもたちと一緒に行ったフードコートでのエピソードをご紹介します。
こんにちは。中島めめです。
今回は、消費税増税についてのお話です。
10月1日から消費税が10%に増税になりました。
(ただし「酒類、外食を除く飲食料品」と「週2回以上発行される定期購読契約の新聞」には軽減税率制度が適用され、8%のまま、ですよね)
9月までは住宅や車、大型家電など増税前に買うメリットとデメリット、などテレビでさかんに特集が組まれたりしていました。
うちはそんな大きな買い物をする予定はなかったのですが、日々の買い物には食料品以外の物もたくさん含まれていますし、外食が10%になるのも気になるところでした。
そんなある日、子どもたちとショッピングモールのフードコートにあるドーナツショップに行きました。
いつもフードコートで何か買う時は空いたテーブルを探してその場で食べる場合がほとんどなので、レジで店員さんに「こちらでお召し上がりでよろしいですか?」と聞かれた時も即答で「はい。」と言おうとして、そこでふいに消費税の事を思い出し、テイクアウトにすれば税率8%だ!と思って子どもたちに「テイクアウトにしよっか?」と提案したところ、即座に却下されてしまったのでした...。
まあいいか、とドーナツの乗ったプレートを持って空いたテーブルを探そうとしたら、いつもとなんだか様子が違う事に気がつきました。
フードコートのテーブルは、週末のお昼時などは大混雑でなかなか空いたテーブルを探すのが難しいのですが、平日の午後などはかなり空いていて好きなテーブルを選べるので大抵の人はラーメン屋さんで注文したらそのお店から近いところに席を取っています。
その方が後片付けが楽なので私もそうしていました。
その時もドーナツショップの近くのテーブルにしようと思って見てみると、テーブルには誰もいなかったのでした。
平日の空いている時間帯といってもここまで閑散としている事はめずらしいので不思議に思って全体を見てみると、うどんやラーメン、定食のお店の前のテーブルにはけっこう食事をしている人がいたのです。
ドーナツやハンバーガーショップなどのテイクアウトできるお店の前のテーブルだけ人がいない状態でした。
これは...明らかに消費税増税の影響だな。
と感じました。
具体的に考えてみると、フードコートで親子3人分、2000円ほどかかった場合税率8%なら消費税は160円、10%なら200円で40円ほどの差なのですが、やはり増税直後はなるべくテイクアウトにできる場合はそうする人が増えたのかもしれません。
ここでひねくれ者の私は考えてしまうのですが、例えばファーストフード店でテイクアウト(消費税8%)で買い物をして、帰ろうと思ったら子どもが「ここで食べる~!!」とぐずって言う事を聞いてくれない、とか、たまたまそこで友人家族と会ってそこで一緒に食べていかない?と誘われた場合など...。
予定が変わることなどいくらでもあると思うのですが、そんな時みんなどうするのかな、私だったらどうするだろう、と思うのです。
お店を振り返るとレジにはお客さんが並んでいて忙しそう。そこに「さっきの会計、予定が変わったのでやり直してください。消費税2%分追加で払います。」と言いに行くお客さんっているのだろうか...でも厳密に言ったら払うべきものなんだよね?お店の人にも悪いなあ、など...。
それでも、食品もすべて一律10%に増税!とならなかったのはありがたい事なので、そのための複雑化なのだと納得するようにして、賢く買い物をしていけたらいいなと思います。
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