50代からの暮らしには...大き過ぎる!巨大「婚礼家具」の行く末は...?/中道あん

20代で結婚して、2男1女を授かり、主婦として暮らしてきた中道あんさん。でも50代になると、夫との別居、女性としての身体の変化、母の介護...と、立て続けに「人生の転機」が訪れます。そんな激動の中で中道さんが見つけた「50代からの人生を前向きに過ごすためのヒント」をご紹介。今回は「捨てられない婚礼家具」についてです。50代からの暮らしには...大き過ぎる!巨大「婚礼家具」の行く末は...?/中道あん pixta_33439847_S.jpg
前回の記事:なぜ急にトイレトレーニングを始めたの?実はわかりやすい「母の目論見」

これからの人生を考えて家の中のモノと向き合っている最中です。

ゴミ収集の日に合わせてクローゼットをのぞき込み処分するものを探す。月に数度、ほんの10分~30分、時間を充てるだけで、随分とクローゼットや納戸はスッキリとしてきました。

残すところ大きなモノは、五月人形、ガラスケースに入った人形、お雛様飾り、クリスマスツリーと装飾品、子供たちが小学生までの作品集とランドセル3つ、電子ドラム一式、キャンプ道具等...

時々、子供たちの小さかった頃の思い出が蘇る、クローゼットの中。懐かしさにちょっとおセンチな気分になり、「子育てって一瞬だったなぁ」と振り返ってみたり。だからこれからの人生もきっとあっいう間。無駄にせず生きたいという思いが強くなりました。

子供たちとの思い出は記憶にしまっておき、使えるものは引き取り業者にお願いして処分することに。処分検討品が把握できるようになり、ようやくゴールが見えてきました。

将来ほんとうの意味でおひとり様になった時にも慌てない、困らない。今から自分の持ち物をしっかり管理しその量を決めること。

でもまだ大きなモノを持っています。それは婚礼家具。

悩みの種は4枚扉の箪笥。なにせ大きいのでわが家の中でも置く場所に困り、3枚扉のクローゼットの扉を1枚ふさぐ形で設置しています。以前別の部屋に移動させようと業者を呼んでトライしてみましたが、大きすぎてドアを通過できずに断念しました。

内側が総桐製。高級素材なだけに中に入れる洋服の保存には優秀です。防虫剤要らず、湿気にも強くカビ知らず。備え付けのクローゼットとは格段の差。

お嫁入り道具は一生モノだといってご両親が一生懸命選んでくれ持たせてくれたた人も多いはず。これが今の住宅事情に合わず、最近は婚礼家具を処分したという話をよく聞きます。

洋服箪笥、和箪笥、大型ドレッサー。今どきのインテリア雑誌では見かけることがないモノが2階を占領しています。今の暮らしでは大丈夫ですが、今後を考えるとやはり処分せざるをえません。

捨てるのは簡単ですが、これも職人さんが作ったのであろう作品。人の手と木の温もり、それなりの愛着も感じます。

婚礼家具をリメイクできないだろうか?と考え始めました。調べてみると、わずかながらですが、婚礼家具のリメイクをしてくれる会社がありました。

リメイクの多くはサイズダウン。4枚扉を3枚分にしたり、高さを低くしたり。そのままクローゼットにも入る造りにする...。

我が家の場合はダイニングテーブルにできないだろうか?

子犬を飼い始めて直ぐにガリガリとかじられて無残な姿になったダイニングテーブル。犬が利口になったら買い替えようと思っていました。テーブルなら毎日使うし、木の温もりをそのままに感じられます。

飾り棚や本箱もいいかもしれません。

今すぐにとはいきませんが、半年くらいの余裕をみてどんな姿に変えるのか検討したいと思います。

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中道あん


「女性の生き方ブログ!50代を丁寧に生きる、あんさん流」主宰。Ameba公式トップブロガー。結婚22年で夫と別居。自立した人生を送るため正社員として働いていたが、2019年2月「好きなことを仕事に」とフリーランスに転身。えいっと行動力を発揮して夢を叶える女性をつくるEitonessを提唱、ブログ講座やコミュニティの運営を 行っている。現在、社会人の長男、長女と同居。要介護2の実母は3年半同居生活の後有料老人ホームにて暮らしている。

中道あんさんのブログ:アラフィフの生き方ブログ|50代を丁寧に生きる、あんさん流

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『50代、もう一度「ひとり時間」』(KADOKAWA)

20代で結婚、2男1女を授かり、主婦として普通に生きてきた。でも50代になると人生の転機が頼まれもしないのに訪れる。夫との別居、母の介護、女性としての身体の変化、子どもたちの成長。そこから見つけた「ひとりの楽しみ」をあますところなく伝え続ける、「あんさん」流のアラフィフライフ。50代からの人生を前向きに過ごすためのヒントが満載。

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