<この体験記を書いた人>
ぺンネーム:きたいしない
性別:女
年齢:44
プロフィール:結婚して十数年。義母と同居しています。義父は夫が成人前に他界しました。
義母と同居して十数年が経ちます。
同居でのやりにくさは日々感じていますが、これも結婚するときに自分で決めたこと。以前からわかっていたことなので、自分の中でいろいろと消化しながら、同居を続けています。
きっと義母も同じように感じながら生活をしてくださっているので、お互いにいいところを見つけて、イライラばかりつのらないようよい距離感を保つようにしています。
義母へは誕生日や母の日などのお祝い事には必ずプレゼントをあげるようにしています。
一緒に暮らしていますので、普段の生活から義母が喜びそうなのを選んでいるのですが、これが年々頭を悩ませています。
それは、あげるものがなくなってきたから......ではなく、あげたものを義母は全く喜んでくれないからなのです。
プレゼントを購入する前に必ず主人に相談するのですが、「わからん」と一言。ですので義姉に聞いたり、私の母に聞いたりと、いろいろ情報を集めて選んでいるのですが、一度も喜んでもらえた記憶がありません。
お花をあげれば、水換えがめんどうなようで枯らしてしまう。
管理がめんどくさいならと観葉植物をあげても、「お花に比べると見た目がきれいではないわよね」と、喜ぶどころか、ダメ出しまで出る始末。
他にも義母の好きな食べ物をプレゼントしたときには、「××地方で食べたからおいしかったのかしら」と、せっかく取り寄せても家で食べるのはお気に召さない様子。
それなら「食事」へ!と、大好物、しかも主人が子どものころから家族で通っている鰻屋さんへ。
これなら間違いないでしょう、と思ったのですが「ここは身が小さいのよね」などとブツブツ。「美味しい」の一言は聞けません。主人も主人で「あ~、そういえばいつもそうやって言ってたわ」と。だったら早く教えんかい!!って感じです。
よし、気を取り直してネットで検索「母の日 プレゼント 人気」。そこで見つけたランキング上位のもの、ハンカチやストール、エプロン、バッグ、日傘や扇子......あらゆるものをプレゼントしてきました。「あのブランドのほうが好きなのよ」、「持ち歩くのがめんどくさい」、「なんかちょっとねえ......」。「ああ言えばこう言う」で、ものの見事に打ちのめされます。
年に2回のプレゼント。母の日と、義母の誕生日✕十数年。
プレゼントを贈るのをやめようかとも思ったのですが、毎年、記念日前のアピールはすごく「もうすぐ母の日よね」「来週、私の誕生日だわ」など、贈るのをやめられなくなっています。
そして「喜んでもらえることはない」ことが当たり前。これが毎回なので、最近ではあげることもおっくうにもなるし、哀しい気持ちになってきました。
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