認知症の義母と、体が不自由な義母の妹を在宅介護するバニラファッジさん。誰にでも毒舌で、すぐに色々なことを忘れてしまうお義母さんと、手足は不自由だけれど、しっかり者のおばさん。個性的な2人との介護の日々を描いた「伝説の介護ブログ」から、笑いあり、涙ありのエピソードをバニラファッジさんが再編集。連載形式でお届けします!!
前回のエピソード:「転んで背中が血だらけ」!? 認知症のお義母さんとの難しい会話
室内で転倒したお義母さんですが、認知症のためその時の状況がよくわからないまま、介護タクシーを利用して病院になんとか搬送することができました。
しかし、病院に到着後も...
お義母さんは、ここでも自分の状況がよく理解できないようでした。
この会話を数回繰り返した後、お義母さんなりに納得したようで...
いつ帰ろうか、タイミングを見計らっていたところに意外にもお義母さんから帰宅を促され、逃げるように帰宅しました。
さすがに疲れていて、おばさんを突き放すような言い方になってしまいました。
そしてその日も何事もなかったように、おばさんの就寝を手伝いました。
しかし、夜中に呼び出しのコールがなり...
お義母さんと違って、認知症がなくいつもしっかりしているおばさんでしたが、お義母さんが入院したことがよっぽどこたえたのでしょうか。 まるで、叱られた子どもが夜泣きをするような不安定さがありました。 私が想像する以上に、「高齢者の弱さ」を感じました。 気休めの言葉でもいいから「おばさんへのケア」も必要なんだな......と痛感した夜でした。
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