実家で2人暮らしをする高齢の両親をサポートしているカータンさん。緑内障を患い失明してしまった父と認知症が進行してきた母。しんどいこともあるけど笑えちゃう、介護のエピソードを、月間アクセス数800万PV超の超人気ブログ「カータンBLOG」から抜粋してご紹介します。
実家の断捨離(5)からの続きです。
前回の記事:実家の断捨離(5)大バトル勃発!でも、母の本当の気持ちは?
先週、母が妹と一緒に姉妹で
2泊3日の北海道旅行に出かけた。
こうして母を送り出した姉と私は
母が居ぬ間に
実家の断捨離に取り掛かろうと思ったのだ。
前回のことがある。
きっと母がいるとトラブルになることも多いだろう。
そう心に決めていた。
実家のいけないところは、
無駄にスペースがあるところ。
今まで自分たちも面倒臭くて
立ち入ることを避けていた
物置にあるダンボールの山。
それは親が台湾から帰国した時
持って帰ってきた荷物。
両親が台湾から帰国して
早20年・・・。
早速、恐る恐る開けてみることに!
その多くは、私たち娘が
台湾の家に残してきた私物に加え、
友達からもらった手紙とか
日記に写真に賞状とか・・・
恐ろしいことにテストまで!!
小6のテストは38年の時を経て、
まるで宝の地図か!
と言いながらも、気がつけば
断捨離も忘れて・・・
すでにこんなことして数時間経過。
いけない!
とっとと捨ててよう!と言いながら
いざ捨てようと思うと
思い出がいっぱいで決心が鈍る。
そして、私は今
自宅に持ってきた荷物を、
仕分けをしているわけなのだけど
出てくるわ! 出てくるわ!
すでに錆びているけれど・・・
私にとっては懐かしい思い出の品。
いつも好きな人の写真を入れて
首から下げていた恋のお守りよ!
ドキドキしながら開けてみたら・・・
何よ!誰も入ってないじゃん!
そう言って放り投げたものの
ペンダントから溢れ出す青春の思い出!
やっぱり・・・やっぱり!!
すぐに拾って、
『取っておく箱』にしまったわ。
それから・・・
こんなカンペンケース。
ルパン三世にヤマト!
まだ使えるわ!(って使わないけど)
これも『取っておく箱』に納めてしまった。
結局、実家の断捨離は
実家から自宅へと場所が変わっただけ?
娘たち、迷惑かけてごめん!
いつかママに代わって捨ててちょうだい!
その時は、渋ったり、
怒ったりなんてしないから!
絶対に、きっと、たぶん・・・。
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それでも、実家に溜まりに溜まった紙類は大量に捨てたんですよ! なんと紙集積所で測ったら、98キロですよ! 98キロ! そのせいで、五十肩はさらに悪化。でも、あのダンボールが実家から無くなってすっきりしたからよかったわ!って、今、うちにあるんだけどw
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