前回の記事:互いに思いを押し付け合う母と娘...険悪な雰囲気が変わったひと言
昨年、妹から【Don't let your dreams be dreams】 と表紙に書かれたノートを贈られました。夢を夢で終わらせないために、ノートに自分の考えを書いていくように勧められたのです。
「夢」といえば、子供の頃、「あなたの将来の夢はなんですか?」とよく聞かれたものです。子供の頃は正直に、その時の思いつくまま「夢」を答えましたよね。でも今「将来の夢はありますか?」そう聞かれてハッキリと答えられる人は少ないと思います。
「夢」なんてこの歳になって今更。
毎日の暮らしが手一杯で「夢」なんて考える暇がない。
なんてネガティブな答えが返ってきそうですが...。
子供の頃や若い頃の夢は大きくて立派なものではありませんでしたか? そのままを引き継いで「夢」を語る時に、大きくて立派なものではならないと考えがちではないでしょうか。勿論、壮大な「夢」に向かって歩んで行くことは素晴らしいことです。自分の力を信じてチャレンジした夢は人生を激変させるかもしれませんし、周りからも高く評価されるでしょう。
しかし、「夢」は他人のものではなく自分のもの。大きさは関係がないと思うのです。
日々の暮らしの中で、「こうなりたい」や「やってみたい」「できるようになりたい」などチラッと思うことは誰しもあるものです。その時の気持ちはとても素直な感情だと思います。それを自分の「小さな夢」ととらえても良いと思うのです。私はそれをいつも持ち歩く手帳に書くことにしています。毎日...とまではいきませんが時々見ては妄想を膨らませるのです。
「夢」を叶えるにはどうしたらいいのだろう?と考えます。
そのために今日できることは何か?
まずノートの1ページを4等分して下段の左に「夢」に繋がる行動を3つ書き出します。その横にはそれをするためのファースト作業。例えば、(メールを送る→PCの電源を入れる)(ブログを書く→8時にテーブルにつく)など簡単なことを書きます。それをすることによってメインの作業に進みやすいのです。そして、実行できたらペンで消していきます。そのとき「やったぁ。できた!」と声を出して喜びます。カフェなどで仕事をする時には注意をしないと「おかしなおばさん」にみられるので気をつけています。
翌日、「昨日予定していたことを実行してみて」についての気づきを書きます。ノートの上段左側に事柄。隣にその気づき。ポイントは良かったことを見つけ出すこと。反省することは大切だけれども、自分を褒めることはもっと大切。なので悪いことより良いことを書きます。これを毎日続けています。
書き出すことは自分のエネルギー生む作業でもあるのです。そしてたとえ小さなくても成功体験を喜ぶこと。この小さな体験が自信につながります。誰しも「好きなこと」「やってみたいこと」を考えるとワクワクして気分が上がってきますよね。
小さな「夢」を繋げたり重ねたりすることで、大きな「夢」へ続くかもしれません。それはやってみないと分からないものです。これを読み終えた人が、さっそくペンをとり「こうなりたい」「やってみたい」と小さな「夢」を書きだしてニッコリ笑顔になりますように。
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- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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