そのお節介、もはや押しつけレベル! 自分の価値観が絶対正しいとゴリ押ししまくる母

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:なみまま
性別:女
年齢:52
プロフィール:29歳の娘と二人で暮らしてきましたが、一年前に父が他界し一人暮らしとなった75歳の母と同居を始めました。

そのお節介、もはや押しつけレベル! 自分の価値観が絶対正しいとゴリ押ししまくる母 5.jpg

父が他界し一人になった母と、私と娘が同居を始めて一年。最初はお互い遠慮しているところもありましたが、慣れてくるにつれて気になる部分や嫌な部分が見えてきました。
娘はもともと母とはあまり仲が良くありませんでした。母はお節介なところがあり、いつまでも娘に対して小さな子どものように接するので嫌なようです。娘は中学の頃から不登校だったので心配だという母の気持ちはとてもよく分かります。でもそれを娘に話しても、娘はとにかく「ばあちゃんはしつこい」とか「なんでも押しつけてきて鬱陶しい」などと言います。
そして私自身も母のお節介なところが苦手です。ですが、母は「良かれと思って」やっているので、なかなか直接不満をいうことはできません。でも本当に困るなと思うときが多いのです。

例えば私や娘が何か食べたいものがあるとします。まずそれについて母は「あれは美味しくないよ」といきなり悪く言ってきます。そして自分が普段買っている物のほうが美味しいとか、時には「そんなのに高いお金を出す必要はないよ。もったいない」などと母の知っているものや母の価値観だけで私たちの食べたいものや買いたいものを制限してきます。そして私や娘が買ってきたものを見て「あぁ結局それにしたの?」とか「あっちのほうが良いのに」などと不機嫌そうな口調。私は慣れているので聞き流せるのですが、娘はとても嫌がります。

また母は、私と娘だけでなく、自分の友達や親戚の人達にもお節介を焼きます。ただ勧めるだけなら良いのですが、相手がそれを受け入れなかったときがとても面倒です。

友達が腰痛が酷くなったと聞き、母が自分で通っていた病院を勧めたときには、「先生も良くしてくれるし絶対に良い病院なのに行かなかった」と怒りました。また、便秘気味だと言ったから自分が食べているヨーグルトを教えてあげたのに結局食べてない......とか家で愚痴ばかり。正直なところ、いくら勧めても受け入れるかどうかは相手の都合です。母が決めることではないのです。

よくよく思い出すと、私は昔から母のそういう話を信じてきたのだと思います。何でも母が悪く言うと、そうなのかと思い、行きたかった場所へ行くのをやめたり、気になっているものを買わなかったり。そして良いと言ったものはまるまる信じるのです。

でも最近になって、私が自分で行ってみたり買ったりして良くなかったと思えば二度と行かないし、買わなければ良い、母の話だけで判断するのはやめようと思うようになりました。
母の気持ちも分かります。ただ一生懸命私のために、娘のために、友達のためにと言ってくれているのです。でも、良いかどうかは人それぞれで、合うかどうか、好きかどうかも人それぞれなのです。それが母には分からないのでしょう。そしてそのことで私に愚痴を言ってくるのがとても苦痛です。
これは同居が長くなれば慣れていくものでしょうか。今はどうしてもそう思えません。

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