「一人で何でもできます」だと!? ヘルパーさんを拒否する母を説得するには?/カータン

今まで高齢な親の問題について書いてきた。

前回の記事:父の着替えをお手伝い。丸出し状態のアレに心の準備が追いつかない!/カータン

姉が週3、4回
実家で親の世話をしてきたが、
頼りの姉が体調を崩し、
私がバトンタッチすることになったわけなのだが・・・

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姉が母の介護認定を申し込んでくれた。

介護認定がおりるまで、
姉がしてきたことを私がすることになったわけだが・・・

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母が元気な時は、いいの。
でも、たまに玄関のドアが開いても
中が真っ暗な時がある。

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ネガティブなことばかり言って泣く母に

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どっと疲れが増すのだ。

一番堪えるのは
「早く死んでしまいたい」の言葉。

それを聞くと
私がこうして来てる意味を
否定されたような気持ちになるから。

帰ってくると、ストレスから暴食!
そんな日々を過ごしていた。

ところが、いよいよ介護認定がおり、
ヘルパーさんとケアマネージャーさんが
今後の方針などを決めに実家にきた。

何度も言うが、母はプライドが高い。

ケアマネさんと何度も作戦会議をした。

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約束の時間の少し前に私は実家に行く。

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母のことでと言うと
途端に構えると思ったので嘘をついた。

ケアマネさんとヘルパーさんがきた。

ケアマネさんが言う。

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ところが、母は

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ほら、始まった!

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すると、母はなんて言った?

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怒りで肩が震えそうになる。

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お掃除、洗濯、ゴミの分別、父の着替え
そのくらいのことを手伝ってもらうだけと話しても

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それっきり、話が進まない。
母が「できますから!」と
貝のように押し黙ってしまったから。

私は人の親切をぶった切るような
母の発言にいたたまれなくなり、

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ヘルパーさんとケアマネさんに
声を出さずに頭を下げた。

でも、2人ともニコニコしてる。
きっとこういうケースは
もう慣っこなのだろうか?

母が貝のように黙りこんでしまったので
ケアマネさんが話題を変えてくださった。

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すると、今まで頑なに口を閉じていた貝が
パカンと開き・・・

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でも、聞いてる方は冷や汗もんですよ!

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娘の私がいたたまれなくなる・・・。
私たちも優しくて優秀な娘に変えられてるし!
(やめて!!!)

母の人生が
母の都合よく彩られていた。

でも、ケアマネさんもヘルパーさんも
高齢者のこの手の自慢話には
もう慣れっこらしい。

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絶妙なリアクションで
返してくれるものだから
まぁ止まらないわけですよ。

おかげですっかり機嫌が直った母は、
ヘルパーさんの件を快く承諾!
めでたし、めでたし!

でも、母の話を横で聞きながら
ふっと思ってしまったわ。

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たとえそれが誇張であっても・・・
優しくて優秀な娘たちもいるんだからさ、
もう死にたいとか言わないでよ・・・。

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昔、実家にお手伝いさんがいたという自慢話から、ケアマネさんが「じゃ、もうお手伝いさんがいる生活は当たり前というか慣れていらっしゃるんですね」と機転を利かせてくださり、見栄っ張りな母も「えぇ」ということで、ヘルパーさんが来ることを承諾。でも、ヘルパーさんは来週からなんだけど、当日またごねるんじゃないかという心配も私にはある。でもヘルパーさんが「出てけ!と追い返されるケースもありますし、慣れてますから大丈夫です。心配しないでください」と。ケアマネさんもヘルパーさんもみなさんが優しい。そして、私たちを手助けしてくれようとしてくれる。私は何度も彼らの優しい顔を見て、涙が溢れそうになった。(母がいなかったら抱きついて泣いていたかもしれない)ありがたい・・・。今日、薬局に親の薬を取りに行った時も、姉が全部引き継いでくれていたから事情を知ってる薬剤師さんが「何か困ったことがあったら、いつでも言ってくださいね」と連絡先を教えてくれた。そのメモを受け取りながら、また涙が・・・・。最近、人の優しさに、些細なことで泣いてばかりいる。私も人に優しくいよう!

 

次の記事はこちら:もうこの家に私は必要ないのね...ヘルパーさんの来訪に母の怒りが爆発!/カータン
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健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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カータン

1967年4月生まれ。小学5年生から中学3年生まで台北で過ごす。子どもの頃から妄想が得意で、物心ついた時からエッセイストを志していた。大学在学中にふとした思い付きから客室乗務員を目指し、1990年から1997年までの7年間勤め上げたのちに退職。1998年に長女を出産し、専業主婦となる。その後、2006年7月に39歳で1590グラムの次女を出産し、その経験を活かすためにブログをスタート。2008年3月には『JAPAN BLOG AWARD 2008 総合グランプリ』を受賞する。

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母が急逝し残った父との生活が始まりましたが私が仕事に出てる間、傾聴ボランティアさんやデイサービスのお迎えを追い返した父のことを思い出し、涙で字が滲みました(T . T) もう死にたいなんて言わずに何でもいいから趣味を見つけて楽しく生活してほしいって何度も泣きながら喧嘩しましたよ。 お昼ご飯用意してないからデイに行かないとお腹すくよーと言って通ってもらいましたがお習字したりパン教室したりクラフトカゴを作ったり私が通いたいくらい楽しそうなデイサービスでしたよ。 カータンのお母様も楽しくヘルパーさんとお話ししたりたまにはデイとかに通えるといいですねー

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