実家で2人暮らしをする高齢の両親をサポートしているカータンさん。緑内障を患い失明してしまった父と認知症が進行してきた母。しんどいこともあるけど笑えちゃう、介護のエピソードを、月間アクセス数800万PV超の超人気ブログ「カータンBLOG」から抜粋してご紹介します。
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前回の記事『どうしたら父の自尊心を傷つけずに紙パンツを履いてもらえるか?』からのつづきです。
いよいよ
父の着替えを手伝う日がやって来た。
親の着替えを手伝うのは、
なんとも小っ恥ずかしいものだ。
すると、父はとてもすまなそうな顔をしてこう言った。
きっと父も娘の手前、恥ずかしいはず。
私は精一杯平静を装って・・・
な、なんと!!!!
こ・・・心の・・・
準備が追いつかない!
子供の頃、
父とお風呂に入った記憶はある。
しかし、それも遠い記憶。
でも、やはり気恥ずかしいではないか!
いや、何バカなこと考えてるんだ!
そう自分に言い聞かせても
なぜか頭は勝手に・・・
なに考えてるのよ、私!
でも、その日から、私は・・・
父の着替えのことをこう名付けた。
そう自分に言い聞かせ、
父の着替えをしに行くのだった・・・。
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いまだに父の着替え・・・いや、ルーツを知る旅は小っ恥ずかしい! でも、だんだんとモザイクかけることが上手になった。それと毎回、「まずは上から着替えるよ!」としっかり先に言うことにしてる。やはりまだまだ心の準備が必要。
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