昔は手の込んだ料理を作ってくれた母。今や懐かしい思い出/oyumi

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こんにちは、oyumiです。

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母「昔はちゃんと料理作ってたんだよ」

覚えてる。ものすごく覚えている。

家であげたコロッケ、こねて作ったハンバーグ。初めて食べた牡蠣の料理は母が作ったカキフライだった。

他にも、お菓子ではマフィンやマドレーヌ、ケーキなどなど、母は私が幼い頃本当にいろんなものを作って食べさせてくれていたのを、よく覚えている。

一緒にパンをこねて、ダイニングテーブルを小麦粉まみれにしたり、本当に今思い出すとあの頃は平和だったなあ...としみじみ。

「今の仕事を始めて10年経ったし、趣味も料理も全部興味なくなっちゃった。」

そんなセリフをここ最近になってよく言うようになった。

ところが「よし、じゃあ。」と思い立って私がご飯やお菓子を作っても、絶対に母は「まずい」と言って残す。誕生日に何かプレゼントしたとしても、自分が貰っていなかった期間が長すぎて貰ったことより貰ってない記憶が濃いのであまり喜んでもらえない悲しい現実。

でもあんまり相手の反応ばかり考えすぎないほうがいいのかもしれない。

平和な暮らしを当たり前に過ごすことでいろんな昔のことが懐かしく思えるようになることが、とても重要なんじゃないかと最近思うようになった。

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oyumi

平成生まれの24歳。2014年よりwebで漫画・イラストのほかコラムの執筆活動を始める。不真面目なものから真面目なものまでいろいろ描いてます。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

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