使える制度は全部使う!我が家のつみたてNISA利用状況/斗比主閲子

こんにちは。斗比主閲子と申します。

アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層(※)です。

※富裕層は純金融資産1億円以上の世帯(野村総研定義)

【前回】アラフォーで富裕層になった私が考える「投資初心者」にお勧めの制度とは?/斗比主閲子

【最初から読む】現在「富裕層」の私がいかにして危険な姑との二世帯住宅に住むことを決めたか/斗比主閲子

使える制度は全部使う!我が家のつみたてNISA利用状況/斗比主閲子  pixta_75977054_S.jpg

前回の記事では『つみたてNISA』が投資初心者にお勧めということを書きました。

おさらいすると、『つみたてNISA』は、

・投資金額が年間40万円程度とお手軽

・20年の運用期間中にいつでも売却していい

・売却時に利益が出ても税金がかからない

・投資先は金融庁がお墨付きをくれた安全なものだけ

という、とてもお得で安心な制度です。

では、こんな便利な『つみたてNISA』を我が家は使っているかといえば......

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もちろんしっかり利用しています!

『つみたてNISA』は満18歳以上が利用できるので(成人年齢の引き下げ前は満20歳以上でした)、我が家の場合は、私と私のパートナーが毎年40万円分、『つみたてNISA』の枠で投資をしています。

購入しているのは、手数料が安い全世界の株式を幅広く買う投資信託ですね。

『つみたてNISA』の制度の始まった2018年から2022年までの5年分投資をしていますから、一人で200万円、夫婦で400万円になります。

我が家の場合は、今すぐお金が必要ということはないので、『つみたてNISA』は20年間きっかり利用しきる予定です。

ちなみに、我が家で利用している国の投資制度は『つみたてNISA』だけではありません。

子ども向けには『ジュニアNISA』という制度を使って投資をしています。

『ジュニアNISA』は、他の『一般NISA』や『つみたてNISA』に比べると非常に利用者数が少ないため、ご存知でない人も多いでしょう。

現時点で利用者数は60万人ぐらいです。

『ジュニアNISA』は『つみたてNISA』と似ていて、投資金額は年間80万円×最大5年間分を、子どもが最高18歳になるまで投資し続けられて、売るときに利益が出ても税金がかからないというものです。

要は、『つみたてNISA』は大人が資産形成するための制度で、『ジュニアNISA』は子どもが資産形成をするためのものです。

この『ジュニアNISA』を、我が家では子ども一人につき、80万円×5年分=400万円分投資をしています。

『つみたてNISA』みたいな制度で、我が家もフルに活用している『ジュニアNISA』が、利用者がとても少ないのには理由があります。

それは、

・資産は子どもの証券口座で運用されること

・子どもが18歳になるまで引き出せないこと

です。

はっきり言えば、制度の柔軟性が少ないんですよね。

子どもの証券口座で運用されるから親が使うことを想定していないし(それはそれでいいんですが)、18歳になる前に現金化したいと思ってもできません。

その上、投資をするまでが一苦労です。

(1)まずは、子どもの銀行口座を作り、そこに親や祖父母がお金を入金します。

(2)そして、子どもの銀行口座から、子どもの証券口座にお金を移し、

(3)さらには、子どもの証券口座から、子どものジュニアNISAの口座にお金を移して、

(4)そこからようやく制度を利用して投資をする という流れです。

(2)(4)のステップは毎年経る必要があります。

手間ですよね!

子どものお金で資産運用していることがはっきり分かるようにする目的なんでしょうが、途中で現金化できないこともあり、制度の利用者が少ないのは仕方がないなと思っています。

こんな『ジュニアNISA』は来年2023年で制度が終了します。

不人気で利用者が少なかったから仕方ないですね。

ということで、今日は我が家でNISAをフル活用しているという記事でした。

他にも確定拠出年金も利用していますが、これはこれでややこしい制度なので今回は割愛します。

いずれにしても国が色んな制度を提供して、国民にお得な形で投資ができるように仕組みにしているので、まだ利用していない人は検討されてみるのはいかがでしょうか。

今日はこんなところです。ではでは!!

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

斗比主閲子

"アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層。旧帝大卒で年収は2000万円"ということになっています。ゆりかごから墓場まで、ありとあらゆる人間関係トラブルの相談を趣味で対応しています。単著『私って、甘えてますか?』(総合法令出版)

※毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

斗比主閲子さんのブログ:斗比主閲子の姑日記

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