こんにちは。斗比主閲子と申します。
アラフォー、既婚、複数人の子持ち、二世帯住宅在住、富裕層(※)です。
※富裕層は純金融資産1億円以上の世帯(野村総研定義)
前回▶【お金持ちの共通点】ATMの利用手数料は払いたくない私が、惜しまない「出費」
私は銀行の入出金の手数料をできるだけ払わないようにしています。
これは「不必要なことにお金を使わない」というお金持ちに共通する習慣だと思います。
銀行関連で他にお金持ちに共通することとしては、銀行の残高をチェックしないというのがあるでしょう。
私は給与等の収入が入ってくる銀行口座の残高(今、どれだけ現金があるか)をチェックすることはほとんどしません。
スマホに家計簿アプリをインストールしているので、資産残高を調べる時に目に入るぐらいです。
投資をするときには現金と投資資産の比率が大切ですから、そういう観点で現金残高に興味は持ちますが、一年に一回確認すれば十分です。
なぜ残高をチェックしないかというと、チェックする意味がないからです。
思い返すと私が毎月のように銀行口座の残高を確認していたのは、社会人として働き始めた数年の間だけでした。
当時は、毎月の生活費負担が重たく、現金を引き出すために頻繁に銀行に通っていました。
手持ちのお金がないときにクレジットカードを大いに頼りにしていました。
ただ、引き落としタイミングに銀行に残高がなければ、クレジットカード会社から催促を受けることになります。
私は昔はお金の管理がずさんでしたから、引き落としができないことでの電話やハガキでの催促があったのは一度や二度のことではありませんでした。
クレジットカードでの滞納が長く続くと、クレジットカードを新たに発行することが難しくなったり、住宅ローンを借りられなくなったりします。
いわゆるブラックリスト入りです。
ブラックリスト入りしてしまうとその後のお金の工面が大変になりますから、クレジットカードを使いつつ、しっかり引き落としができるように、私は銀行口座をマメにチェックするようにしていました。
それが、働き始めて数年経ってから、銀行口座の残高をチェックするのを止めるようになりました。
理由は大きく二つです。
一つは、十分に銀行口座にお金があるのが普通になったからです。
お金を貯める習慣が身に付いて、少しずつ貯金が増えて行きました。
残高が100万円を超えたあたりで、「これだけお金があれば、銀行残高をチェックする必要がない!」ということに気付きました。
もう一つの理由は、クレジットカードでの支払い金額が減ったからです。
それ以前は新しい服が買いたかったり、友達と外食に行ったりして、クレジットカードを多用することが多くありました。
月によっては10万円、20万円単位になることも。
ただ、お金を貯めるためには、このようなお金の使い方は決して正しいものではありません。
無駄な出費は抑えるべきです。
お金を貯めようと決心した私は、クレカでの支払いもできるだけ管理するようになり、独身時代に月のクレカでの引き落としが10万円を超えるようなことは徐々に減っていきました。
結果、銀行残高をチェックする必要が薄れたわけです。
思い返してみると、銀行残高を数日単位でチェックしている生活は決して快適ではありませんでした。
いつも何かに追われている感じです。
自分のお金の管理が甘かったわけで自業自得だったわけですが、以前のようなお金の付き合い方に戻りたいとは思いません。
もし、「銀行残高をチェックしないと不安でたまらない!」「どうにかこの不安を解消したい!」と思う人がいたら、お金の収支管理を徹底する、クレカでの支払いを本当に必要なものだけに限定するのが、解決策の一つになります。
お金がないから不安になるわけで、少ないお金での生活スタイルを確立すれば、徐々にお金が貯まっていき、お金の不安は減っていきます。
急がば回れ、です。
以上、今日はこんなところです。
どなたかのお役に立てれば幸いです!
- ※
- 健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
- ※
- 記事に使用している画像はイメージです。