【50代になってラクになったこと5選】自分のために生きると気持ちも軽い!/中道あん

20代で結婚、2男1女を授かり、主婦として暮らしてきた中道あんさん。でも50代になると、夫との別居、女性としての身体の変化、母の介護...と、立て続けに「人生の転機」が訪れます。そんな激動の中で見つけた「50代からの人生を前向きに過ごすためのヒント」。

45歳になって自分の人生と向き合い、ブログで生き方を発信し始めると、180度変わった人生。駆け足で走り続ける50代で、中道あんさんがラクになったと感じたこととは?

【前回】50代主婦が実践する「身近な節約術」。値上がりが続く来年に向けて、固定費を見直そう

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さて、いよいよ2022年も終わりますね。

いや~なんか毎年ですが1年が本当にあっという間に終わりますね。

しかも、年々早さが加速していっている気がして、まさかとは思うのですが地球の自転速度が上がっているんじゃないかとバカなことを考えるほどです。

時間が早くなる理由として有名なのが、ジャネーの法則とよばれるものです。

簡単にいうと生きてきた年数によって相対的な長さがどんどん小さくなるということです。

1歳児の1年が365日だとすると50歳の1年は、体感的にはその1/5だそうです。

どうりで子ども時代の1日は長かったですものね。

いよいよ2023年は60歳になります。

せっかちな性格なので気分はもう60歳なのです。

歳はとりたくはないですが、くるものはしょうがないです。

50代を駆け抜けた気分なので、60代はどんな走り方をするのだろうかとワクワクしています。

「光陰矢の如し」本当にあっという間だった50代。

一番の変化は「家族のために生きる」ことから「自分のために生きられる」ようになったことです。

40代には、いつかそうなりたいと願っていましたが、まだまだ目の前のことで精いっぱいでした。

そう、あの頃はまだ今より日が長かったです。

45歳から自分の人生と向き合ったのち迎えた50歳。

ほんとうに、たまたまブログで生き方を発信し始めて人生が180度変わりました。

今ではTwitterInstagramYouTubeなどで自己表現をして自己実現を果たしている人も増えたと思います。

自分の好きなことや得意なことを自由に発信できる時代になりました。

私もそのおかげで随分と人生観がかわりました。

「~すべき」「~して当たり前」という思い込みから解放されて、どんな生き方だってOK

みんなひとりひとり違っていいんだ!と思えるようになりました。

50代になって楽に生きられるようになりました。

【50代になってラクになったこと5選】

(1)他人のあれこれが気にならなくなった。

「隣の芝生は青い」といわれますが、「隣の芝生はそれほど青くない」と実感できたからでしょうね。

他人のことよりも自分の足元の幸せに気づけるようになったからです。

(2)自分にお金を使えるようになった

例えば、自分がケーキを食べたいならば、家族分を買って自分の分も買う。

家族はケーキ2個ずつ、でも自分は遠慮して1つだけ。

「~してあげたい」精神が旺盛でした。

いい意味での自己犠牲のうえでお金を使っていました。

それが自分ファーストに。

ケーキ1個、お饅頭1個だけ買って食べることへの罪悪感が無くなりました。

(3)怒りのコントロールができるようになった

これは、もう歳を重ねたことで、エネルギー量が減ったと思われます。

また、同じエネルギーを使うなら、良いことや楽しいことに使いたいと思うようになってきたからです。

すると、おおらかな性格に変わってきたからだと思います。

(4)「まっいいかぁ」と受け流せるようになった

「~すべき」とか「~して当たり前」という価値観をもっていると、自分や周りをジャッジするようになります。

それは時には(3)の怒りにもつながるのです。

そして、なにごとも完璧にしなくちゃとストレスをため込みます。

これってほんとうにシンドイことです。

ブログをやって世間が広がると、どんな意見もあっていい。

どんな生き方もあっていい。

失敗したっていい。

すべてオールOK!

だと思えるようになりました。

人生には「しゃーない」ことがたくさんあり「まっ、いいか」とものごとに固執しなくなりました。

特に人間関係のストレスは激減しました。

(5)好きなことを遠慮なくできるようになった

子育て終了や親との関係性を見直せたことが大きかったです。

自分ひとりでできることは限られており、困ったときは人の助けを借りればいいと知りました。

冒頭に述べたように、人生は加速しながら終わりに向かいます。

となれば、人生は長いようで短いのです。

やらずに後悔するより、やって後悔したいじゃないですか。

だったら好きなこと全部やってやろうじゃないか!と思えるようになったのです。

子育て終了後の親の役目はありません。

50代こそセカンドライフを楽しめる年代です。

来年こそ、まだやれていない夢を実現したいです。

そのために50代をふり返ってみました。

ちょっと立ち止まって良かったことを思い返すと、明日へ向かうエネルギーが湧いてきますね。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
記事に使用している画像はイメージです。
 

中道あん

「女性の生き方ブログ!50代を 丁寧に生きる、あんさん流」主宰。Ameba公式トップブロガー。20代で結婚、2男1女を授かる。結婚22年で夫と別居。55歳「自分らしく生きたい女性のための発信塾」を起業。4歳になるイングリッシュコッカースパニエルと日々の暮らしを楽しんでいる。著書に『昨日とは違う明日を生きるための 新しい幸せの始め方(KADOKAWA)』『50代、もう一度「ひとり時間」』(三笠書房)がある

中道あんさんのブログ:アラフィフの生き方ブログ|50代を丁寧に生きる、あんさん流


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『昨日とは違う明日を生きるための 新しい幸せの始め方』

(中道あん/KADOKAWA)

15年前の私は、今がこんなに輝いているなんて、想像すらしていなかった。「家族のための私」から、「私のための私」に! Ameba公式トップブロガーによる40代からの人生を新しく構築する 「女性版ライフシフト」のバイブル。


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『50代、もう一度「ひとり時間」』

(中道あん/KADOKAWA)

20代で結婚、2男1女を授かり、主婦として普通に生きてきた。でも50代になると人生の転機が頼まれもしないのに訪れる。夫との別居、母の介護、女性としての身体の変化、子どもたちの成長。そこから見つけた「ひとりの楽しみ」をあますところなく伝え続ける、「あんさん」流のアラフィフライフ。50代からの人生を前向きに過ごすためのヒントが満載。


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