超インドア派のアラフィフ主婦・中島めめさん。「不安な気持ちになりやすい」というめめさん、夫にも相談してみたそうです!
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こんにちは、中島めめです。
今回は、私の「心のクセ」について書きたいと思います。
自分に自信が持てない
私は、何事も自分で決断するのが苦手です。日常の細かい事ならともかく、将来にかかわる事や、公の手続きが絡んでくるような大きな事を決断するのにものすごく躊躇してしまいます。
これは、私が自分に自信が持てないのと「後戻りできない」という状況がとても怖く感じてしまうからだと思います。
どうにか決断した後も悩んでしまう
とはいえ物事には期限があるので、いつまでも躊躇しているわけにはいきません。
なんとか決断して、よし、これで行こう!という気持ちになれればいいのですが、私の場合「これでよかったのだろうか...」などといつまでも考えてクヨクヨしがちなのです。
暴露療法
以前こちらで、不安を感じたらあえて打ち消さずに不安なままにしておいて日常のやるべき事を淡々とやっていく、という暴露療法について書かせていただきました。
関連記事:不安でゴミが出せない...。そんなときの私流"かわしかた"は「あ~大変!こわいねー」/中島めめ
私はこの方法で、日常の細かい事での不安を大体受け流せるようになっていて、それは自分にとって大きな進歩だと思っています。
以前のように、提出した書類に間違いがなかったか気になってもう一度確認させてもらうというような、不審に思われるような行動をとらなくても平気になり、とても楽になりました。
ただ、これからの生活に変化をもたらすような決断には、やはり怖さを感じてしまいます。
夫の決断
先日夫がこれから会社で仕事をしていく上でのある決断をする場面がありました。
家族にも影響がある事なので私も納得した上での決断でしたが、夫本人よりも私の方が動揺してしまっていました。
夫から日々その後の状況を聞くにつれ、「あの決断でよかったのだろうか?」と私が考えても仕方がない事をクヨクヨと悩むようになってしまいました。
夫の気持ち
こういう時に夫に「あの決断でよかったのかな?」と聞くのって良くないですよね。
私も分かっていました。
聞いても仕方がない事ですし。
でも分かっているのに聞いてしまったのです。
つくづく、夫はよく私のような人間と一緒にいてくれるなあと申し訳なくなります。
私に聞かれて夫は、「正直それを言われるのが一番キツイ」と言いました。それはそうですよね、家族一丸となって進んでいくべき道なのに、何をヒトゴトのように疑問を投げかけているんでしょう私?
夫は言いました。「過去には戻れないんだよ。どんな決断をしたにせよ、今の状況を自分なりに消化していかなきゃ、いつまでも足踏み状態で前には進めないんだから」
私は夫に、言うべきではない事を言って嫌な気持ちにさせてしまって本当に申し訳ないと謝りました。
でも同時に、夫の心境を聞く事ができてほっとしている自分がいました。
夫と長女
夫と長女を見ていていつも思うのですが、彼らは本当に前向きで、クヨクヨしているのを見た事がないのです。
そういうところが羨ましいといつも思っていました。そんな風になりたいと。
でも夫も(おそらく長女も)決して後悔と無縁な訳ではなく、後悔の念が浮かんでもそれ以上振り返らないよう努力して、今の状況を自分なりに消化するよう努めているだけなんだ、と夫の言葉を聞いて思ったのです。
私だけいつも不安なのではなくて、みんな不安はあるけどいちいち私のように大騒ぎしないだけなんだ、と自分が恥ずかしくなりました。
これからは、表面だけを見て前向きな人はいいな、と羨ましがるのではなく、みんな迷いや後悔を感じながらも今を消化して前に進もうとしているんだ、自分もそうしよう、という気持ちで前に進んでいきたいと思います。
最初から読む:奇抜な実母と気さくな義母が子どもに与えてくれるいい影響/中島めめ
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