<この体験記を書いた人>
ペンネーム:梅の実
性別:女
年齢:49
プロフィール:子供の頃ジャンクフードを食べさせてくれなかった親を昔は恨んでいましたが、今はとても感謝しているアラフィフです。
共に暮らして9年の私の夫(54歳)は、一人暮らしが長かったこともあり、自分の好きなものだけを食べて生きてきた人です。
誰にも咎められなかった人生だからでしょうか。
私と暮らし始めてからもそのペースは変わりませんでした。
大好きなお菓子やカップ麺をスーパーやコンビニで見つけては買い、気に入ってしまったならもう大変です。
寝起き、寝る直前も、食べたい時にお菓子やカップ麺を食べるのです。
食事の時間を気にもせずに食べるので、ご飯の時にはもう満腹なんてこともしょっちゅうでした。
以前、寝る直前に食べるのはやめるように注意したところ、本人曰く「寝る前に何か食べたほうがよく眠れる」とのこと。
それはきっと食べたことによって血糖値が上がって眠くなることを言っているのだと思うのですが、まったくもって不健康!
私は朝一番に口にするものには特に気を遣うし、ジャンクフードだけ食べて1日が終わるなんて信じられません。
年齢的に食事を気を付けないとと何度話をしても、ほとんど耳に入っていません。
夫の将来の体のことが本当に心配になってきていました。
そんな中、昨年2020年の冬に転機が訪れました。
「最近夜中に目が覚めてしまうんだよね。トイレとかじゃないんだけど、お水を飲んでしばらくしたら寝るんだ」
夫がそう言い出した時、私はハッとしました。
夫は寝る直前に甘いものや塩っ辛いカップ麺を食べているので、喉が渇いてしまうのではないかと思ったのです。
しかし、夫の体の異変はそれだけではありませんでした。
「なんかいつも頭がぼーっとしている気がするし、少しイライラしている」
これはジャンクフードばかり食べているせいなのでは、と思いました。
しかし、大好きなお菓子やカップ麺との付き合いは私よりも長い夫...。
どうしたらやめてくれるのか悩みましたが、ストレートに伝えることにしました。
「もしかしたら食べものが関係しているのかもよ。他に原因となる物も思いつかないし。試しに数日お菓子とカップ麺食べるのを止めてみたら?」
そう提案したところ、少し自身の体調に不安を感じていたからか、夫はすんなりと、3日間お菓子とカップ麺絶ちをしてくれました。
初日はやはり長きにわたる悪しき習慣の影響で、何も食べずに寝るということができなかったようですが、夜中に起きることもなく、翌朝の寝起きはよかったみたいです。
2日目はすんなり眠ることができ、日中ぼーっとすることもなかったそう。
そして3日目「胃も頭もすっきりしている!」という夫。
見た目にも、いつもより顔色がよく、むくみもないような?
この3日間、夫がストックしていたお菓子やカップ麺を隠して、目に留まらないようにしていましたが、お菓子やカップ麺を探してうろうろすることもなく、それらを食べたいとも言いませんでした。
3日間のジャンクフード絶ちを無事終えた夫は、お野菜の自然な甘さ旨さがわかるように味覚が少し研ぎ澄まされたようです。
ジャンクフードをたまに食べたくなるのは分かります。
ついついほんのたまーにならいいかなと思ってしまうのですが、夫にはこのままジャンクフードからおさらばしてほしいです!
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