今なら絶対にできない...食事にお金も時間もかけないための「3カ月ニラ玉地獄」

<この体験記を書いた人>

ペンネーム:みかん
性別:女
年齢:44
プロフィール:花粉症で辛い日々です。

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今から20年ほど前の話です。

通勤時間が辛く、会社から近い場所で一人暮らしを始めました。

学生時代の頃も一人暮らしをしていたため余裕と思っていましたが、働きながら生活するということがとても大変でした。

仕事が終わって毎日クタクタの状態でご飯を作り、後片付けをする生活。

スーパーに行って、栄養面や価格などを考えながら「何を食べようか...」と悩んでいるとあっという間に時間が過ぎて、なんて無駄なんだろうと思ってしまいました。

また、当時は資格の勉強もしていたので、食事に関わる時間を減らして勉強する時間にしたいという思いもありました。

そこで考えたメニューがニラ玉です。

野菜とタンパク質がいっぺんに取れるという発想からでした。

土曜日にスーパーへ行き、ニラを7束と卵を1パック買います。

たまたまニラが安売りしていたため、1000円ちょっとで会計が済みました。

ご飯は炊飯器で五合炊いたものを小分けし、大体0.5合分ごと冷凍。

足りなくなったらまた五合炊きました。

これで準備は完璧です。

仕事から帰ってきたらフライパンに油をひき、ニラを洗ってフライパンの上でキッチンバサミで切っていきます。

これでまな板いらずです。

火を付けて炒め始めたら、卵を溶かずに割り入れます。

塩コショウは二つ混ざっているものを振りかけてさっと炒めればOK。

洗い物を減らすために、大皿の上にご飯、ニラ玉を盛り付けて夕飯の完成です。

ご飯を解凍する間にニラ玉が完成し、かつ、洗い物もお皿とフライパンとお箸と菜箸とキッチンバサミだけなので後片付けを楽に済ますことができました。

ちなみにお昼は、前日に駅前のお総菜屋で買った40円のコロッケと解凍したご飯をタッパーに詰めて持っていきました。

顔なじみになったお惣菜屋さんは、たまにカツやカボチャコロッケをサービスしてくれることもあり、そんなときは夕飯に追加して食べていました。

こんな生活を続けて3カ月。

ニラが値上がりし始めました。

100円ちょっとだったニラが150円になっていき、違うものを食べ始めました。

150円でも安いのですが、白菜1/4で100円やジャガイモ4個入り100円が隣にならんでいると、どうしてもそちらを手に取ってしまいました。

こうして私のニラ玉生活が終わりを告げます。

食費が本当に安く済み、食事にかける時間も少なかった3カ月でした。

若かったおかげか体調が悪くなるなどはありませんでしたが、人間らしい食事を忘れていたなぁと今は思いますし、よく頑張ったなと思います。

今やれといわれても絶対できないニラ玉生活。

今でもニラ玉を作るとあの頃を思い出します。

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健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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コメント一覧

毎日韮ばっかり食べていて体臭がキツくなったりしないんですか?栄養もやっぱり足らないというか偏ってると思うけど。 やはり若さのせいか、それとも韮ってスーパーフード?

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